2024年08月20日 16:41 ITmedia NEWS
米Amazon.comが7月17日から18日(現地時間)に開催した会員限定セール「プライムデー」。例年と同様、大量の注文をさばくに当たっては米Amazon Web Servicesのクラウドサービスを活用したが、その規模は前年を上回るものだったという。8月19日には、AWSの各種サービスをどれだけ使ったかのデータも公開した。
例えばCDNサービス「Amazon CloudFront」は、プライムデーの期間中、1分当たり最大5億件を超えるHTTPリクエストを処理。リクエストの総数は1兆3000億件(2023年に開催したプライムデーの1.3倍程度)を超えたという。
ログ取得サービス「AWS CloudTrail」ではイベント全体で約9760億件(前回の1.2倍程度)のイベントを処理。セキュリティサービス「Amazon GuardDuty」は、1時間当たり約6兆件(前回の1.3倍程度)のログイベントを監視したとしている。