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神尾楓珠&桜田ひよりがW主演。爆風スランプ“大きな玉ねぎの下で”が映画化

2024年08月20日 12:10  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

草野翔吾監督の映画『大きな玉ねぎの下で』が2025年2月7日に公開。ティザービジュアル、特報映像が到着した。

同作は、爆風スランプの楽曲“大きな玉ねぎの下で”にインスパイアされた作品。昼はカフェ、夜はバーになる「Double」でそれぞれ働いているため、顔を合わせることのない丈流と美優が連絡用ノートで心を通わせ、お互い素性を知らないまま、「大きな玉ねぎ」の下で初めて会う約束をするというあらすじだ。「大きな玉ねぎ」とは日本武道館の屋根の上に光る擬宝珠のこと。

主演は神尾楓珠と桜田ひより。神尾楓珠は将来に希望の持てない大学4年生・堤丈流役、桜田ひよりは夢を追う看護学生・村越美優役を演じる。

ティザービジュアルは日本武道館をバックに丈流と美優が話す様子を捉えたもの。「恋ってときどき、目にしみる」というコピーが添えられている。

主題歌“大きな玉ねぎの下で”のアカペラを使用した特報映像には、丈流と美優が連絡用ノートで心を通わせていく様子や、2024年から1989年まで遡り、手紙を通したもう1つの恋の物語が描かれている。“大きな玉ねぎの下で”をカバーしたアーティストは近日公開。

8月22日には、映画のストーリー原案者で『100回泣くこと』や『トリガール』で知られる中村航による小説が刊行。映画とは別のストーリーで描かれる小説の表紙は、まかろんKが描き下ろした。さらに9月13日発売の雑誌『ベツコミ』10月号から小説のコミカライズが連載される。

©2024映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会

©2024映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会

【神尾楓珠のコメント】
曲を知っていたので、映画の完成を想像しながら楽しく台本を読ませていただきました。ペンフレンドという言葉は、馴染みがなかったのですが、作品を通して手書きのやり取りだからこその温かみ、良さを改めて感じました。丈流は、就活生ならではの悩みや、美優や家族との関係性もすごく等身大なので、あまり作りすぎずに素で演じられたと思います。曲を知っている方も、知らない方も楽しめる映画なので、早くみなさんに観てもらいたいです。

【桜田ひよりのコメント】
お互い顔も知らない相手と、文字だけのやり取りで一喜一憂しながら進む物語が、私には新しくてワクワクしました。美優は、真っ直ぐな性格でありながら、あまのじゃくなところも持っています。なんだか憎めなくて愛らしい美優が伝わると嬉しいです。神尾さんはじめ、魅力的なキャストの方々、信頼できるスタッフのみなさんに恵まれて、素敵な作品になったと思います。どの世代でも楽しめる映画になっているので、期待して待っていてください。

【草野翔吾監督のコメント】
日本武道館に初めて行った14歳の時、親からこの曲を教わった思い出が、企画を伺った際に蘇りました。学生時代から尊敬している高橋泉さんの脚本を監督できる喜びと、神尾くん、桜田さんと再会した喜びを噛み締めながら、丈流と美優の等身大の悩み、等身大の恋を撮りました。この曲の世代の方もそうでない方も、主人公たちの世代の方もそうでない方も楽しんでもらえる作品になったので、ぜひ劇場でご覧ください!

【企画・宇田川寧のコメント】
恋愛小説の名手・中村航氏と、脚本家・高橋泉氏のタッグで、幅広い世代に知られているラブソングをモチーフにした、恋愛小説と実写映画を同時進行する企画を立てました。モチーフとする楽曲は、偶然にも中村航氏とご縁のあったサンプラザ中野くん率いる爆風スランプに快諾いただき、名曲「大きな玉ねぎの下で」に決定しました。リアルタイムなコミュニケーションが当たり前になっている今だからこそ現代人の心に響く、エモーショナルで美しい令和の恋愛映画になっております。この名曲が、どのようにスクリーンに映し出されるのか、是非映画・小説共にお楽しみにしてください!

【サンプラザ中野くんのコメント】
小説家・中村航さんありがとう。貴殿は爆風スランプの名誉ファン認定です。お陰様で39年前に書いた楽曲が映画になりました。コミックにも小説にもなります。武道館初公演の空席をこの歌で誤魔化そうと目論んだとき、39年後にこんな神展開があろうとは思ってもみませんでした。今とても幸せです。これからご覧になる皆様、間違いなく日本で一番泣ける恋愛映画です。お楽しみください。コミックも小説もよろしくお願いします。サンキュー♡

【パッパラー河合のコメント】
39年間、演奏し続けている爆風スランプのバラード「大きな玉ねぎでの下で」が映画になったと聞いて「へぇ~大玉(曲名)が映画になったの?どんなのだろう?」と軽い気持ちで試写会に出かけたんですね。おったまげました。泣いてしまった自分に。友人からは「オマエは冷たいヤツだ」と言われてるんですよ。でも心が揺さぶられたんです、ホントに。自分達の楽曲に思い入れがあるから泣いてしまったのか、万人が泣いてしまう映画なのか。自分じゃよくわからないんですよね。その答えが知りたいです、観てやって下さい。よろしくお願いします。

【中村航のコメント】
10代のころ、バンドを組んでカバーしていた爆風スランプ。何年か前にラジオ番組でサンプラザ中野くん(さん)に初めてお会いして、それから時代を超える名曲「大きな玉ねぎの下で」をモチーフにした小説を書きたいと思うようになり、ついに叶いました。とても嬉しい!!青春の忘れ物を取り戻したような気分です。澄んだ空に光る玉ねぎを思い浮かべながら、まっすぐな気持ちで書きました。ぜひ、読んでみてください!

©2024映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会

©2024映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会

©2024映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会

©2024映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会

©2024映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会

©2024映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会