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vivoの低価格スマホ「Y200」はエレガントな仕上げが美しい 中国シェア上位に納得

2024年08月20日 11:31  ITmedia Mobile

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vivoの3万円スマホ「Y200」

 中国国内のスマートフォンシェアでvivoは上位をキープしていますが、その理由の1つが、毎月のように新製品を出していることです。特にエントリーからミドルレンジモデルの「Y」シリーズは気が付けば2桁型番から3桁となり、2024年5月には「Y200」が発売されました。このY200、1599元(約3万5000円)ながらも美しい仕上げが特徴になっています。特にホワイトのモデルは貝殻のようなデザインが人気になっています。


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 Y200はプロセッサにQualcommのSnapdragon 6 Gen 1を搭載。バッテリーは6000mAhと容量を増やし、80Wの急速充電にも対応します。より長く使いたい、しかし充電時間は短くしたいという実用性を求めるユーザーの声に応えた設計になっているのです。


 本体重量は188gと比較的軽量。しかも6.78型のディスプレイは角を丸めたエッジデザイン。そのため、手に持ってみると握り具合が心地よく、楽に操作できます。エッジディスプレイを好まない人も多いようですが、本体が軽ければエッジ部分に指や手のひらの力が加わりにくく、誤操作も起こりにくいと感じます。


 エレガントなデザインの背面に四隅を丸めた正方形のカメラバンプの組み合わせは、価格の安さを感じさせません。ケースを付けずにこのまま人に見せたくなる外観です。


 カメラは5000万画素広角と200万画素深度測定の2つ。つまり実質シングルカメラという割り切った設計です。Yシリーズは他に「Y200i」「Y200t」「Y200 GT」の合計4機種展開となっていますが、全て同じカメラ構成。さらに4機種ともバッテリーは6000mAh。Yシリーズはカメラよりもバッテリーに重きを置いたユーザー向けの製品なのでしょう。このように共通プラットフォームで多品種展開を行っているからこそ、vivoは中国で高いシェアを誇っているのです。