結婚したことを後悔している人から、つらいエピソードが寄せられている。生涯を添い遂げると誓い結婚した相手だったにもかかわらず、なぜ後悔することとなったのだろう。東北地方の60代女性は
「結婚当初からのDVで人を見る目がなかった自分の後悔です」
と、夫のひどい言動について語り始めた。(文:林加奈)
「私の何が悪くて怒っているのかがわからなくて沸点は急に」
女性によると夫はこんな人物だという。
「具体的な言動は多々ありますが、まず人の意見を聞かない、話し合いができないということです。私の何が悪くて怒っているのかがわからなくて沸点は急に起きます。怒ってる間は何も言わずただ、だまって聞いていて怒りがおさまるのを耐えるだけでした」
人の意見を聞こうとせず、話し合いができない人と暮らすのは苦痛以外の何物でもない。しかし、ある出来事がきっかけで別居に成功。女性は実家に身を寄せて20年経つという。
「何度も離婚を考えましたが経済的理由が先に立ってできませんでした。今は孫が中和剤になっていて他人のように気を使いながら距離を保っているので何とかやり過ごしていますが、会う日は気が重く何年経っても怖いです。今後はもうお互いリタイヤした年だし我慢して行くつもりでいます」
20年も別居していたらもはや離婚状態のようにも思えるが、籍を抜く予定はなさそうだ。
「気に入らないと怒鳴る、暴力をふるう。私だけでなく子どもにまでその態度」
一方、結婚を後悔し、離婚したエピソードも寄せられている。大阪府の40代女性の元夫は、子どもが生まれた途端に豹変したという。
「自己中心的。気に入らないと怒鳴る、暴力をふるう。私だけでなく子どもにまでその態度。わがままで冷たくモラハラ満載。昨年調停離婚しやっと深呼吸ができる毎日になりました」
とつづっている。深呼吸すらできないほどの苦痛に耐えつづけた女性。結婚を後悔したものの、今は離婚で気持ちが前向きになれたことだろう。
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