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SixTONES京本大我、初帝劇主演作『モーツァルト!』開幕「“攻める”気持ちでいきたい」

2024年08月20日 04:00  ORICON NEWS

ORICON NEWS

ミュージカル『モーツァルト!』ゲネプロに登場したSixTONES・京本大我 (C)ORICON NewS inc.
 6人組グループ・SixTONESの京本大我(29)がこのほど、東京・帝国劇場で行われたミュージカル『モーツァルト!』のゲネプロに参加。主人公であるヴォルフガング・モーツァルトを演じる京本は「守りに入らずに、“攻める”気持ちでいきたいです」とコメントを寄せた。

【写真】横顔も美しい…子役とともにモーツアルトを演じた京本大我

 「才能が宿るのは肉体なのか?魂なのか?」という深遠なテーマをベースに、その高い音楽性と重層的な作劇で“人間モーツァルト”35年の生涯に迫り、2002年の日本初演以来、日本のミュージカルファンを魅了し続けてきた今作。ミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)、シルヴェスター・リーヴァイ(音楽・編曲)のゴールデンコンビによる大ヒットミュージカルが、2021年以来、約3年ぶりに上演される。

 タイトルロールのヴォルフガング役は、京本と2018年シーズンから同役を務める古川雄大のWキャストとなる。京本は『ニュージーズ』『シェルブールの雨傘』『流星の音色』『エリザベート』(15、16、19年皇太子ルドルフ役)などで実績を重ね、今作で満を持しての帝劇初主演となる。

 京本は「あっという間のけいこ期間でした。雄大くんをはじめ、皆さん優しくて、いろんな角度から多くのアドバイスを下さいました」と感謝。「今まで演じてこられた方々のことを考えるとプレッシャーはあるのですが、僕にとっては初挑戦なので、作品の歴史にリスペクトを持ちながら、今の29歳の京本大我ができるヴォルフガングへのアプローチを大事にしようと思っています。未熟さもたくさんありますが、それも含めてさらけ出して、自分なりに自信をもってお届けしたいなという気持ちです」と心境を明かした。

 続けて「舞台はなまものですし、帝劇で主演も初めてなのでそういう怖さはありますが、それを忘れるぐらいヴォルフガングに熱中してスタートを切れたら、と思っています。なるべく守りに入らずに、“攻める”気持ちでいきたいです」と気合十分。「ヴォルフガングだけではなく、京本大我自身の心もあえて尖っていたい。腰が引けたくないし、心持ちだけは常に強く前を向いていたいです。もちろん、謙虚さは持ちつつも、舞台に挑む上での“尖り”が、ヴォルフガングの役柄にも良い影響を与えたらいいなと思います」と京本らしいコメントを寄せた。

 そして「『エリザベート』を経て久しぶりに帝劇に帰ってきたので、重みを知っているからこそ感じるプレッシャーと、逆にかみしめられる思いがあります。僕が帝劇に立つことを待ってくださっていた方々へは恩返しにもなると思いますし、何より作品が本当にすばらしいので、見ていただけることが本当にうれしいです。歴代のすばらしいヴォルフガングがいらっしゃる中で、僕はかなり初々しく映ると思うんですけど、おこがましいかもしれませんが、何回も見ていらっしゃる方がご覧になっても、新しい作品を見ているくらいの新鮮さを感じていただけたらうれしいです。粗削りな部分もたくさんありますが、頑張って行きたいです!」と意気込んだ。

 今作は、19日から9月29日まで東京・帝国劇場、10月8日から27日まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、11月4日から30日まで福岡・博多座で上演される。