シャネルの伝統を受け継いだリップスティックに新色　メゾンの歴史に着想を得た12色を展開

　「シャネル（CHANEL）」が、ガブリエル シャネルの信念を受け継ぎ、美のオブジェに昇華したガラスケース入りリップスティック「トランテアン ル ルージュ」（2万5300円、リフィル 1万1550円）から、ルミナスマットに仕上げる新12色が9月13日に店舗限定で登場する。

　トランテアン ル ルージュは、メゾンを象徴する場所として知られるカンボン通り31番地の伝説的な螺旋階段に張りめぐらされた鏡をイメージし、リップケースにファセットカットを施している。透明なガラスとメタリックな輝きを放つリフィラブルパーツが一体化することで、リップスティックをまとう動作の美しさ、肌に寄りそう親密さを演出する。
　昨年発売したサテンフィニッシュの12色に今回加わるのは、ガブリエル シャネルのアパルトマンやクチュールのアトリエ、カンボン通り31番地のいきいきとした雰囲気など、シャネルの歴史に脈打つ個性ある色彩からインスパイアされた新シェード。アパルトマンをイメージしたカラーは、あたたかな空気を演出するジャスミンの香りが着想源のレッドオレンジ「18 ルージュ N°5」、コロマンデル屏風や漆器、スエードのソファ、ブロンズ像が調和するピンクベージュ「14 ルージュ アンティミスト」を揃え、アトリエからは、アイコニックなツイードにオマージュを捧げるレッド ブラウン「17 ルージュ ツイード
ドゥ シャネル」や、糸巻きや針刺しなどクチュールに欠かせない道具に着想を得たローズウッド「15 ルージュ クチュリエール」が登場する。そして、コスチュームブレスレットが奏でる音がカジュアルなスタイルと響きあう青みピンク「23 ルージュ アクセソワール」、ファッションやガブリエル シャネルの精神との出会いを象徴するディープレッド「21 ルージュ ランコントル」なども用意。
　新色は表面にエレガントな織り模様とブランドロゴを施し、シャネルが自社栽培している白いガーデニアから抽出したガーデニア
オイル（クチナシ花エキス）を配合したフォーミュラが、豊かなうるおいで唇を包みこみ、ふっくらとなめらかでハリのある唇へ導く。マットな質感と光を調和させてコントラストを描き、唇の上で魅惑的なバランスを実現する。

■シャネル：公式サイト