結婚を後悔する瞬間は人それぞれだが、自身が病気のときにパートナーの本性を知るのは特に辛いだろう。先日配信した「乳がん治療後に、夫と義母から『どんな乳になったか見せてみろ!』と言われた女性の怒り」に共感するエピソードが寄せられた。
関東の50代女性からで、
「私も乳癌がきっかけで離婚しました。見せてみろ、私も言われました」
と、深く傷ついた記憶を明かす。(文:長田コウ)
治療の副作用で皮膚が荒れると「農家の婆さんの手だな」と言われ…
抗がん剤治療をするにあたって、初回は「夫に休みをとってもらい送迎」してもらった女性。しかし、夫は送迎のために休みを取ることに「愚痴」を言ってきたため、2回目以降は、「自分で車を運転して抗がん剤治療を2クール」受けたと振り返る。病気の妻に寄り添うどころか、夫の残酷な言動は続いた。
「患部を見せてみろの言葉には悲しくなりましたし、副作用での抜け毛でいたたまれず自力でバリカンで坊主頭にした姿を嘲笑われ、2クール目の治療の副作用で皮膚が荒れた際は、農家の婆さんの手だなと言われ心の底から悲しくなりました」
心身ともに弱っていた時期に、夫から心無い言葉を浴びせられた女性は、「死んでしまいたい」と何度も思い、辛い状況にあったという。しかし、ふと我に返り行動に出た。
「昨年に奮起し別居をして弁護士を介し正に先月、離婚が成立しました。現在に至るまでは報復を回避する為に様々な手段を講じました」
未だに、夫への恐怖心は消えないようで、「支援措置を受けています」と綴っている。女性が安心して暮らせることを願うばかりだ。
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