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「パワプロ2024」の 栄冠ナインが理不尽すぎた! それでも素人監督マンガ家がみつけた選手育成方法とは?

2024年08月18日 13:40  ITmedia NEWS

ITmedia NEWS

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 今年も夏の甲子園大会が開幕し、全国の高校球児たちが様々なドラマを生み出してくれていますが、その裏で多くのゲーマーが「パワフルプロ野球2024-2025」(以下パワプロ2024)の「栄冠ナイン」で涙を飲んでいるのではないでしょうか?


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 シリーズ30周年の記念作である本作ですが、7月18日の発売当初からバグの多さやゲームバランスの悪さが話題になっていました。プレイヤーが高校野球部の監督となり甲子園優勝を目指す、人気モードの1つである「栄冠ナイン」もゲームバランスの悪さがSNSで問題視されています。


 不満の声として多いのは、ネット上で通称「連打モード」と呼ばれているもの。試合後半に、なぜか急に相手チームの連打が止まらなくなるのです。原因も分からなければ対処法も分からないまま大量失点するのでプレイしていて相当ストレスです。


 他にも選手の調子を示す「テンション」が、毎週月曜日に必ず数名分下がったり、チームの評判が上がりにくいのに下がりやすかったり……ある意味リアルなのかもしれませんが、一方で育成の結果に関係なくチームを敗退に追い込むこれらの理不尽な仕様に心が折れるプレイヤーも多いようです。


 それでも育成自体は楽しいのがパワプロ2024の栄冠ナインの歯がゆいところ。今作ではとにかく投手の能力や野手の守備力を徹底的に鍛えることで相手の謎の連打にもある程度対処できる気がしています。一方、打撃に関しては貧打でも走力さえ上げておけば内野安打を出しやすいようにボクは考えています(詳しくは漫画で!)。


 ただ、頑張って育てても理不尽に負けるのが今作のキツイところ。さすがに不満が多かったのか、8月下旬にアップデートでバランスが修正されるようなので、もしこれから遊びたいという方はアップデート配信後に購入してみるといいかもしれません。逆に現在の理不尽なゲームバランスを楽しみたいという玄人の方には、早めの購入をオススメします。


●著者紹介:サダタロー


1998年にテレビ番組「トロイの木馬」出演をきっかけに漫画家デビュー。代表作は「ハダカ侍」(講談社、全6巻)、「ルパンチック」(双葉社、1巻)、「コミックくまモン」(朝日新聞出版、既刊7冊)など。現在、熊本日日新聞他で4コマ漫画「くまモン」を連載中。Pixivはsadataro、Twitterは@sadafrecce。


●連載:サダタローのゆるっと漫画劇場


漫画家のサダタローさんが、世界初の電脳編集者「リモたん」と一緒に話題のアレコレについてゆる~く語るまんが連載。たぶん週末に掲載します。連載一覧はこちら。過去の連載はこちらからどうぞ。