離婚するほどではないが結婚したことを後悔する瞬間は、結婚歴が長い人ほどあるかもしれない。しかしなかには、夫が働かないという深刻な悩みを抱えている女性たちもいるようだ。
投稿を寄せた50代女性(医療・福祉・介護/年収300万円)の場合、
「結婚して30年になりますが、夫が無職の年数が結婚して30年の間半分以上」
というから衝撃的だ。世の中には主夫の男性もいるが、この夫の場合はそれとは違うようだ。女性が仕事を辞めたときにも夫は働かなかったというのだから……。(文:天音琴葉)
「まだ働かないのだろか」と義母にも当てにされる妻
義母も我が息子が働いていないことを知っていた。それなのに女性が退職して1か月も経たない頃、
「〇〇ちゃん(女性)はまだ働かないのだろか」
と義母が夫に話していたというから驚く。母親なら我が子に1日も早く働くよう促すべきではなかっただろうか。
夫の稼ぎがあてにならないためか、生活費はほとんど女性が賄っているようだ。給料日前でお金が足らないとき、夫が働いていれば出してくれるというが、女性の給料が出たらその分を返さないといけないそう。一方で夫が無職のときには
「ビール1本もらうね、タバコ1本ちょうだいと当たり前のように言ってきます。喧嘩しても、過去のことを持ち出して自分を正当化しようとします」
といい、女性はただただ呆れるしかないのだろうか。
「軽蔑している人間と家族を続けているのは本当に苦痛です」
また、40代女性(サービス・販売・外食/年収900万円)も働かない夫に怒っている。
「仕事が全然続かず、結婚から8年で7社目の会社をまた今辞めようとしている。子どもは夫が好きなので、なんとか関係を保っているけれど、軽蔑している人間と家族を続けているのは本当に苦痛です」
女性には子どもと暮らせるだけの収入もあるにもかかわらず、子どものために離婚できないとは不憫である。一方で「軽蔑している」という相手と離婚しないのは、こんな理由もあるようだ。
「夫の実家がお金のある家なので、最終的にはそれを頼りにと、今のところ離婚はしていません」
しかし限られた人生を誰と一緒に過ごすかによって、お金以上に豊かにも貧しくもなる。それは女性もわかっているようで、「夫と接しなければならない苦痛が耐えられなくなったら離婚するかもしれません」と結んでいた。
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