俳優の神木隆之介が主演を務める、10月期のTBS系日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(毎週日曜 後9:00)。神木演じる鉄平を取り巻く端島で暮らす人々として、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、土屋太鳳の出演が決定した。
【写真多数】神木隆之介、斎藤工、杉咲花、土屋太鳳ら…豪華キャストを紹介! 主演の神木隆之介が演じる鉄平は、端島生まれで端島育ち、明るく真っ直ぐな性格だ。炭鉱員の家に生まれ、中学卒業後は長崎の高校・大学へと進学したが、大好きな端島のために働きたいという一心で帰郷。鷹羽鉱業の職員として働き始めるところから物語は始まる。
斎藤工が演じるのは、炭鉱員として働く鉄平の兄・進平。鉄平の相談にも乗る頼もしい兄だが、妻が亡くなったことを認められず、帰りを待ち続けている。俳優業だけでなく、映像制作を積極的に行なっている斎藤は本作が初の日曜劇場出演となり、神木との共演は『刑事ゆがみ』(フジテレビ系/17年)以来、7年ぶり。
杉咲花が演じるのは、銀座食堂の看板娘・朝子。炭鉱員や職員の家よりも貧しいが、しっかり者の姉として明るく健気に働いている。幼い頃から鉄平を好きだが想いを伝えられないでいる。これまで数多くのドラマに出演してきた杉咲だが、日曜劇場は今作が初出演。本作の監督・塚原あゆ子とプロデューサー・新井順子が手がけた『夜行観覧車』(13年)に出演している。
池田エライザは、どこからか逃げるように端島へやってきた謎の女性・リナを演じる。鉄平は、ミステリアスなリナに魅せられる。このリナの存在が幼馴染たちの関係性を変えていくことになる。俳優のみならず、アーティストや監督などマルチに活躍する池田はTBSのGP帯のドラマ出演及び、日曜劇場への出演は初となる。
清水尋也は、鷹羽鉱業の幹部職員の息子・賢将を演じる。小学生の頃に父の転勤をきっかけに端島にやってきた。人当たりがよく抜け目のない雰囲気を持つが、温かな家庭で育った鉄平のことが羨ましく、時に劣等感を抱いている。清水も斎藤、杉咲、池田と同じく初の日曜劇場出演となり、杉咲とは映画『青くて痛くて脆い』(20年)、池田とは映画『貞子』(19年)、土屋とは『チア☆ダン』(18年)で共演しており、それぞれの再共演にも注目だ。
そして土屋太鳳は、鷹羽鉱業の職員の娘、百合子を演じる。一見自由奔放に生きているように見えるが、過去の出来事からコンプレックスを抱えている。幼馴染の朝子には意地悪なことを言って衝突することも。土屋は『下町ロケット』(18年)以来、6年ぶりの日曜劇場出演となる。