恋愛をめぐり友人と決裂…とはよくある話だが、三角関係になどならなくても友情が壊れることはある。兵庫県の50代女性は、10年前に幼馴染と絶縁した。理由について、「この話は相手ではなく、私に原因があります」と前置きし、こう続けた。(文:長田コウ)
「その頃の私は、今にして思えば最低なクズ男と付き合っていて、幼なじみも『あんな男付き合うな』と忠告してくれていて……」
「黒歴史を知ってる私ごと逆ギレで切ったんだな」
振り返ってみると、後悔しかないようだ。というのも、女性が当時付き合っていた男性は、とんでもない行動にでていたからだ。
「この男は私と付き合っていたのにも関わらずこの幼なじみにも言い寄っていて、幼なじみは断固として拒否してくれて…」
後に、共通の友人から聞いた話によれば、幼なじみは「この男の付きまとい」がきっかけで精神的に追い込まれてしまったという。それ以来、絶縁状態となり「連絡することもできない状態です」と寂しげに明かした。
茨城県の40代女性は、相手の親からも信頼を得るほど付き合いがあったという「小学校からの親友」と、絶縁した経験がある。
ある時、親友がとつぜん留学先から帰ってきて上京したが、その理由は衝撃的なものだった。
「ネトゲで知り合った人に二股されて、本命から奪うため」
つまり親友が浮気相手だったという。心配した女性は、「やめた方がいいのでは?」と伝えるも、親友は「私の母は毒親だった」となんの脈絡もない返しをしてきた。わざわざ帰国するくらいなのだから、相当必死だったのだろう。
その後Facebookで見かけたため、元気にしているかと様子を窺おうとしたが「ブロックされていた」という。酷い対応だが、女性は呆れた様子でこう推測している。
「私に思い当たる非はないので自分の黒歴史を知ってる私ごと逆ギレで切ったんだな」