引き落とし。嫌な言葉だよね！ 僕もアマプラとかの引き落としを毎月食らってるけど、チリも積もればって奴で、なんか「無駄な出費だよな」って嫌になる。どうせそんなに映像コンテンツとかも見てないし、Amazon Musicも色々と改悪されてしまったし……。
本題に入ろう。今回は、引き落としに絡めたパチンコ依存症の人の話をするぞ！（文：松本ミゾレ）
「ギャンブルって迷いがある時には勝てないイメージあるしやめとくわ」
8月11日、5ちゃんねるに「口座残高12万円ぼぐ、8/13に12万円引き落としを控えるのにパチンコへ行きたい」というスレッドが立っていた。スレ主は「つまりこれってピンチでもありチャンスでもあるってことだろ？」と書き込んでいる。
そう、そうなのだ。こやつは支払いで消えるはずの12万円を、パチンコで消してやろうと考えているのだ。もちろん本人は「12万を増やせばいい」と思っているのだろうが、支払いで消える分のお金をギャンブルに使おうとしている時点で先は見えたようなもの。
ピンチでありチャンス、と書いているが、そもそも引き落としで消える分のお金をそのまま13日まで手を付けずにいればピンチにもならないわけで。なぜ彼はここまでストイックに間違った選択を行うのか。でも、これが依存症のパワーなんだよね！
何の引き落としなのかはわからないけれど、結局スレ主は「ギャンブルって迷いがある時には勝てないイメージあるしやめとくわ」と書いて、以降登場していない。つまり額面通りの言葉を信じるなら、さすがにこのお金でギャンブルをするのはやめたようだ。
きっと、迷った末にギャンブルをして、損をした経験が過去にあるんだろう。しかし、「そんならいちいちスレッドを立てなくても」とも思ってしまう。せっかくなら思いっきり破滅するまで実況してほしかったなぁ。
実際、引き落としを直前にギャンブルする依存症は多いのだ
前述のスレ主は12万円を使っての大勝負に日和ったと考えられるが、そうは言っても世の中には支払い用のお金をギャンブルに使う馬鹿な人って結構いるものだ。
実は僕も、過去に家賃に使う分のお金をパチスロに使ってしまったことがある。そして案の定ボロ負けしてしまい、泣きながらその足で日雇いに出向いて、なんか工事現場で赤い棒を振り回してリカバーしたものだ。
流石にそういう経験を1回しちゃったんで、もう二度と同様の過ちは犯さないようにしている。結局自分がかわいそうな目に遭うからね！
それにしても、このスレ主って何がどうなって、12万の引き落としが発生したんだろう。
12万って相当な金額だ。12万あれば絶版になった元祖SDガンダムの黒魔神闇皇帝と殺駆（殺駆頭の過去の姿ね）セットが下手すると3つぐらい買えちゃうぞ！
このレベルの引き落としが今回きりならまあ凌げそうだけど、毎月このぐらい引かれるとなると、なんかしんどいなぁ。
僕が過去に知り合ったギャンブル依存の人も、引き落としでヒイヒイ言ってたけど、それでも毎月7万とかだった気がする。それより5万も多い12万。何をしたらそんな額になるのだろうか。家賃の自動引き落としとかならまだわかるんだけど。
ま、パチンコをする人の言う引き落としなので、結局大っぴらには説明できない引き落としなんだろうね。スレ主もその辺全然触れてないまま退場したし。
ギャンブルってのは必要な支払いとか、そういうのを全部済ませた上で、あまった残りカスで挑むもの。まず払うもの払って、それからホールに出向くのが健全（ではないか…）である。それなら仮にすってんてんになっても、次の給料日まで飲まず食わずで白目剥いて耐えればいいだけだし。
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