職場の人間関係に悩む人は多いが、福島県に住む30代前半の男性(素材・化学・食品・医薬品技術職/年収550万円)も同様に、「やばい」上司に困っているようで
「忙しすぎて記憶が飛んでる上司がいます」
と語る。一体どういうことだろうか。(文:真鍋リイサ)
「初めてのテンションで聞いてくるし、初めて聞いたリアクションをする」
なんでも言ったことや聞いた内容をしょっちゅう忘れるらしく
「『さっき言ったよね?』ということを初めてのテンションで聞いてくるし、再び伝えると初めて聞いたリアクションをする」
といった具合で、まるでコントのようだが、明らかに上司がキャパオーバーしているだろう。
「別に向こうが困る分には構わないのですが、向こうが完全に忘れたが故に、こちらが連絡していないととらえられる時があります。『なんで連絡して来ないんだ』と言われるのですが『それ昨日連絡しましたよ』というやりとりを何回もしました」
自分の忘れっぽさをこちら側のせいにされては迷惑だろう。せめて自身でメモを取るなどの対策をしてほしいものだ。
「重要事項でこれが起きると責任をなすりつけられる可能性があるので、対策として報告した日を手帳に全て残してあります。『なぜこんなことまでしなければならないんだ』と思いますが、自分を守るためなので仕方ないです」
部下である男性の方がメモをしているようだ。そもそも上司に仕事を押し付けている会社にも問題があると言えそうだ。
「上司も上司ですが、この人が忙しすぎるのは事実なわけで、こんなにも仕事を押し付けてるさらに上がヤバすぎると思います」
このような上司の姿を見ていると、部下たちは管理職になりたくないと思ってしまうのではないだろうか。
キャリコネニュースでは「職場のやばい人」をテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/ENOH15A5