パリ五輪で盛り上がったフランスをはじめ、ヨーロッパで親しまれているお菓子をテーマにした季節限定商品が発売中です。
ヨーロッパの伝統菓子をテーマにした計6品が発売中!
発売されているのは、フランス、イタリア、スペインの定番菓子をテーマにした計6品。筆者が一番気になった「カスタードフランタルト」(税込希望小売価格375円/沖縄県のみ464円)をさっそく食レポします。
日本でも大注目! フランスの定番おやつ「フラン」
「カスタードフランタルト」は、2024年のトレンドスイーツとしても注目されているフランスの伝統菓子「フラン」をテーマにした商品です。
「フラン」とは、卵や砂糖、牛乳などを合わせたアパレイユ(液状の生地)を生地に流し込んで焼き上げたスイーツのこと。フランスではパン屋や菓子店で売られていたり、家庭でつくるおやつとしても親しまれています。
厚めのタルト生地&なめらかなカスタード
このモンテールの「カスタードフランタルト」は、バニラと卵の豊かな風味と、チルド製品ならではのなめらかな口どけがポイント。最近日本でよく見かける、パイのように薄い生地の「フラン」とは異なり、少し厚めのタルト生地となっています。
「バニラの香り」で気分UP! カスタードのなめらかさも特徴
タルト生地はしっかりとした甘さで、ほろっとやさしい食感。カスタード生地には上品で芳醇な香りが特徴の「ブルボンバニラ」を使用しているそうで、バニラの甘い香りが印象的!
バニラの香りはフランス菓子らしさのひとつだと思っているので、一気に“フランス感”が高まります。
シンプルなお菓子だからこそ、個性が際立つ
「フラン」は生地とカスタードからなるシンプルなお菓子だからこそ、お店ごとに味や食感の違いが際立ちます。
モンテールの「カスタードフランタルト」は、商品名の通りタルトの存在感が強め。カスタードたっぷりのぶ厚い本場のフランをイメージして食べると少し物足りないかもしれませんが、万人に食べやすいバランスに仕立てられていると感じました。
9月30日までの限定発売品なので、気になる方はお早めにチェックしてくださいね。
笹木 理恵プロフィール
飲食業界誌の編集を経て、2007年に独立。専門誌編集で培った経験を活かし、あらゆるジャンルの食をテーマに取材・執筆を行う。コンビニスイーツにも精通し、自宅で楽しむ日常的なグルメについて幅広く発信中。All About おうちグルメガイド。(文:笹木 理恵(フードライター))