2024年08月14日 17:51 ITmedia NEWS
米Notion Labsnは8月13日(現地時間)、メモ機能やタスク・Todo管理機能などを備えたWebサービス「Notion」に、チャート機能「Notionチャート」を追加した。Notion内のデータを、外部ツールを用いずグラフ化。そのままNotion内のページやデータベースに埋め込めるという。
無料プランのユーザーは1つだけ、有料プランのユーザーは無制限にグラフを作成・運用できる。Notion内のデータに変更があれば、グラフの内容をリアルタイムで変化する。作成できるのは棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフで、いずれもPNGやSVG形式で出力もできる。
日本法人のNotion Labs Japanは「データを簡単にチャートにし、視覚化することが可能になるため、数百行、さらには数千行に及ぶデータの解釈がしやすくなる」としており、用途としてプロジェクトの進捗管理や、個人の支出管理などを例に挙げている。
今後早期アクセスを開始する、「Googleフォーム」のようなアンケート機能とも連携予定。アンケート結果をデータベースに集約し、グラフ化する使い方も可能になるという。
Notionは2016年にリリース。日本法人を22年6月に設立し、同年11月に日本語版を正式リリースした。個人・法人の双方が利用可能で、日本ではトヨタ自動車や三菱重工、Sansanなども導入している。