俳優・松重豊の当たり役の一つとなったドラマ『孤独のグルメ』が、松重の監督・脚本・主演により映画化。『劇映画 孤独のグルメ』として、来年(2025年)1月10日に公開される。本作で、井之頭五郎(松重)は、“究極のスープ”を求めてフランス・パリへ!?パリの街並みが映る本編映像を使用した、30秒の特報映像が解禁となった。
【動画】超豪華な“孤独カット”が実現!
「腹が…減った…」という決め台詞とともに、五郎の“腹減り顔”アップから画角がポン、ポン、ポンと引いていく、ドラマでおなじみの“孤独カット”を行ったのは、先日オリンピックが閉幕したばかりのエッフェル塔がそびえ立つフランス・パリ。松重監督のやりたかった超豪華な“孤独カット”から劇映画としてのスケールの大きさがうかがえる。
ワールドワイドな人気を博す『孤独のグルメ』が日本を飛び出し、世界を舞台に“究極のスープ”を探す旅が描かれるのかと思いきや、最後のカットは美しいパリの街並みから打って変わって、どこだかわからない海辺でスーツにライフジャケット姿の五郎がずぶ濡れで何やらぼやいている様子が…。やっぱり何かが起こりそうな『劇映画 孤独のグルメ』の続報に期待したい。
『孤独のグルメ』は、同名グルメ漫画(原作:久住昌之、作画:谷口ジロー)を、2012年1月よりテレビ東京系連続ドラマとしてシリーズ化。輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎(いのがしら・ごろう)が、営業先で訪れた土地で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいものを独り自由に食す様子を1話完結で淡々と描く作品。1人で食事をする「孤食の時代」を先取りするとともに、誰しもの生活に“食のドラマ”があるという、食を楽しむ新しい文化を作り上げた。国内のみならず海外でも絶大な支持を得てシーズン10までシリーズを重ね、“グルメドキュメンタリードラマの金字塔”となっている。
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