2024年08月14日 03:01 ITmedia NEWS
米Googleは8月13日(現地時間)、ハードウェア発表イベント「Made by Google 2024」で、3代目になる純正スマートウォッチ「Pixel Watch 3」を発表した。直径45mmのモデルを追加。価格は41mmモデルの4Gは5万2800円、LTEは6万9800円。直径45mmモデルの4Gは5万9800円、LTEは7万6800円だ。いずれも日本では14日から予約販売を開始する。発売は9月10日。
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先代である「Pixel Watch 2」との大きな違いは、同じ41mmサイズでもベゼルが狭くなり、表示画面が10%広くなったことだ。ちなみに、45mmサイズモデルは40%広い。
また、リフレッシュレートが30Hzから60Hzになり、最大輝度が1000ニトから2000ニトと2倍になった。これで画面がより見やすくなる。
バッテリー周りも改善し、41mmモデルの持続時間は変わらないが、充電時間が短縮された(先代は100%充電に約80分かかるところ、新モデルは約60分)。45mmのバッテリーは420mAhで、100%充電には約80分かかる。
アクティブバンド(脱着可能なバンド)と磁気充電ケーブルはいずれもPixel Watch 2と後方互換性がある。
プロセッサ(Qualcomm 5100)、筐体の材質(アルミ)、メモリとストレージ(2GB/32GB)、重さ(31g)は先代と同じ。45mmモデルの重さは37gだ。OSは「WearOS 5.0」を搭載する。
新たに超広帯域無線(WMB)をサポートするので、先代でも利用可能なPixelスマートフォンのロックを解除する機能やスマートホーム操作機能が改善されそうだ。
本体の色は、41mmはPolished SilverとChampagne Gold、45mmはPolish SilverとMatte Hazelの2色だ。
ランニングやワークアウト向けの新機能や、Google TVのリモコン機能、Nestカメラとの連携機能、「レコーダー」アプリの操作機能などが使える。
Googleストアでは発売記念の特典として、41mmモデルを購入の場合は1万800円分の、45mmモデルの場合は1万2800円分のストアクレジットを提供するキャンペーンを9月2日まで実施する。
なお、同イベントではPixel Watch 3の他、「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」「Pixel 9 Pro Fold」「Pixel Buds Pro 2」も発表している。