和田ラヂヲが、曽我部恵一の配信シングル「仮免」でジャケットアートワークを担当した。配信シングル「仮免」は、曽我部恵一 VS あらかじめ決められた恋人たちへ名義のアルバム「HAZARD OF DUB」と併せて明日8月14日にリリースされる。
【大きな画像をもっと見る】「仮免」は元々、曽我部が昨年リリースしたアルバム「ハザードオブラブ」に収められていた楽曲。「HAZARD OF DUB」には「ハザードオブラブ」の収録曲が、あらかじめ決められた恋人たちへの池永正二によってダブ処理が施され、リバーブとエコーたっぷりのサウンドとなって収められる。
配信シングル「仮免」には、原曲のニューミックスバージョンとダブミックスバージョンを収録。それぞれのミュージックビデオも同時に公開される。曽我部からは、和田が手がけたジャケットについてのコメントも到着した。
■ 曽我部恵一コメント
40歳をすぎて運転免許を取ったので、教習所に通うのがとっても楽しかった。
ひっさびさに勉強というものに取り組む夏。まわりはほとんど若い人たちで、なんかこう日差しが眩しすぎるような日々でした。
しかし、いちど仮免に落ちたのはめちゃくちゃショックで、こんな挫折を味わったのもひさびさだったかも。
無事、免許を取得したことで、ぼくの人生は(多分)大きく変わったのですが、一方で免許を持たないままの人生も、仮免に落ちたことで考え直し一級船舶の免許を取得することになる人生もありえたわけで、そんなマルチバースに満ちた人生を想像しながら作ったのが、この曲であります。
あらかじめ決められた恋人たちへの池永くんが作ってくれたダブミックスを聴いていると、あの夏のふわふわした期待感に包まれたキラキラを思い出しますし、和田ラヂヲ先生のジャケの絵を眺めていると、「ああこの娘もいろいろあって、今この状況なんだな。。。」と、どこかのだれかの不思議な世界線に想いを馳せてしまうのです。
かしこ。(曽我部恵一)