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パタゴニアが大阪・梅田に出店 国内初の中古ウェアの常設販売も

2024年08月13日 17:50  Fashionsnap.com

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 「パタゴニア(Patagonia)」の日本支社が、国内24店舗目の直営店「パタゴニア 大阪・梅田」を9月6日にオープンする。同店は、同日に開業する大阪駅直結の商業施設「グラングリーン大阪」の北館1階に位置し、売り場面積は国内で3番目に広い約380平方メートル。

 パタゴニアは、1998年7月に西日本初の直営店「パタゴニア 大阪」を大阪・心斎橋に出店。サーフカテゴリーの西日本の拠点として、2016年9月からは「サーフ大阪ストア/アウトレット」を展開しており、新店舗は大阪エリアの直営店としては3店舗目となる。
 パタゴニア 大阪・梅田は、1フロア構成で、クライミングや登山、トレイルランニング、フライフィッシングなどのテクニカルウェアからライフスタイルウェアまで幅広い製品をラインナップ。ウェア以外にも、キッズ・ベビー製品、地球を再生する農業や調達方法を支援する「パタゴニア プロビジョンズ」の食品やビールなども揃う。
 内装は、「木の温もり」をイメージした開放感のある空間を設計。内壁には、ブランドの歴史を紹介する資料や写真を展示することでブランドの世界観を表現する。店舗什器は、鉄製の廃棄物を骨材としたタイルおよびリサイクルマテリアル製のものを使用。レジ裏には、ロゴマークのデザインにも採用されているパタゴニア地方・アンデス山脈のフィッツ・ロイの写真を一面に掲出する。
 店内には、国内では初めて常設で中古ウェアの販売コーナーを展開。同コーナーでは、服を修理して長く着続けることを発信する展示や、リペアイベントも開催する。このほか、売り場は展示ギャラリーやシアター上映を実施するイベントスペースとしても利用していくという。
 同店が入居するグラングリーン大阪は、「うめきた(大阪駅北地区)エリア」の再開発プロジェクト「うめきた2期」内の事業として誕生。都市公園を含む複合開発で日本初となる「LEED-NDプラン認証」「SITES予備認証」をいずれもゴールド評価で同時取得した。同施設に隣接する都市公園「うめきた公園」は、大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模となる約4万5000平方メートルの広さを持つ。

◾️パタゴニア 大阪・梅田オープン日:2024年9月6日(金)所在地:大阪市北区大深町6番38号 グラングリーン大阪 ショップ&レストラン 北館1階営業時間:11:00~19:00定休日:年末年始、毎月第3水曜日公式インスタグラム