【夏の怪談特集】幽霊は何かの見間違いなのか、それとも――。投稿寄せた東京都の50代女性(年収300万円)は、入院中にそれらしいものを見たそうだ。(文:林加奈)
「4、5歳の女の子がその隙間からこちらを見ているんです」
それは女性が長男を出産して間もないときのことだった。深夜2時40分に分娩室で出産を終え、3時半ごろに病室に戻った。大部屋で、入ってすぐ左手前が自分のベッドで、カーテンで仕切られていた。
「ベッドに横たわると、右手はすぐ入口になるんですが、カーテンの仕切りなので5センチ程カーテンが開いているわけで、何となく入口が気になってたりしてました」
チラチラとカーテンの外の様子が見えていたようだ。しばらく仰向けの状態でボーッとしていると、カーテンの先、病室の入口から視線を感じたという。
「そちらへ視線を向けると 4、5歳の女の子がその隙間からこちらを見ているんです最初はどこかのご家族のお子さんかなと思って見てたのですが、目が合うとスッと顔が引っ込んで居なくなったのですが…。後々考えたら時間的にそんな小さな子が起きていることは考えられない、扉が閉まり子どもならバタバタと廊下を走って行く足音が全くしなかった」
子どもが起きているはずがない深夜帯に、足音を全く出さずに立ち去るのは確かに不自然すぎる。「あれは何だったのか、いまだに不思議な経験でした」と、女性は訝しみながら投稿を結んでいた。
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