2024年08月13日 14:41 ITmedia NEWS
米前大統領で共和党の米大統領候補のドナルド・トランプ氏は8月10日(現地時間)、自身のSNS「Truch Social」に、「MicrosoftからわれわれのWebサイトの1つがイラン政府にハッキングされたという連絡を受けた」と投稿した。「公開済みの情報しか盗まれなかった」としている。
Microsoftは8日に、イラン政府と関係のあるグループが米国の「政治キャンペーンに関する情報を入手し、選挙に影響を与えるための活動を開始した」と公式ブログで発表した。このブログでは、攻撃目標については具体的に説明していない。
Microsoftによると、イランのイスラム革命防衛隊とつながりのあるグループが、スピアフィッシングで乗っ取ったメールアカウントを使って「大統領選挙陣営の高官」のシステムにアクセスしようとしていたのを検知し、その高官に連絡したという。
トランプ氏は前回の大統領在任中、イラン革命防衛隊のガセム・ソレイマニ司令官の殺害を指示するなど、イランにあからさまに敵対していた。