トップへ

夏バテ、大丈夫?キーワードは「温とオフで自律神経を整える」と「週4日の入浴」ですっ

2024年08月13日 13:30  Pouch[ポーチ]

Pouch[ポーチ]

写真

毎日暑い日が続いていますが、皆さんは夏バテしていませんか?

夏バテとは、夏季の高温と多湿に対応できずに起こる不調のこと。リンナイが全国47都道府県の20~60代男女2350名を対象におこなった夏バテに関する意識調査によると、「夏バテを経験したことがある」と回答した人は8割。しかも、8月に入る前から4割もの人が夏バテを実感していたようなんです。

すでに夏バテ気味という方はもちろん、予備軍の方も、これからご紹介する3つの予防法&対処法をぜひ取り入れてみて~っ!

【夏バテチェックリストで危険度をチェック】

リンナイの調査によれば、夏バテ経験者のおもな症状は「だるさ・全身倦怠感(男性:90%、女性:91%)」でした。女性にかぎっていえば、「頭痛」や「めまい」といった自律神経の乱れに多い症状に悩まされている人も……。

まずは気象病専門家で医学博士の久手堅 司先生が監修した「夏バテチェックリスト」を参考に、あなたの夏バテ危険度をチェックしてみましょう!

①汗をかきにくい
②空調の効いた場所にいる時間が長い
③冷たい飲み物・食べ物をとることが多い
④胃腸の不調がある
⑤睡眠が足りていない
⑥朝起きたときに調子がなんとなく悪い
⑦運動する習慣があまりない
⑧生活リズムが不規則である
⑨入浴はシャワーで済ますことが多い

当てはまる項目が2個以下なら「異常なし」、3~5個なら「要経過観察(夏バテになる可能性が高い)」、6個以上なら「夏バテ予備軍」。予備軍に入ってしまった場合は、今すぐ生活習慣を見直して、無理せず休むようにしましょう。

【医師が推薦する夏バテの対処法と予防法】

夏バテになった場合、自己流の対処法として「身体を冷やす」行動をとりがちですが……久手堅先生によれば、これは現代の夏バテの対処法としては注意が必要なのだそう! 屋内外の温度差による寒暖差疲労を起こす可能性があるんですって。

なのでぜひ、久手堅先生おすすめの以下の方法を実践してみてください。

■正しい夏バテの対処法と予防法

・その1:「温とオフ」で自律神経を整える
夏バテの症状を改善するには、急激な体温調整によって負荷のかかった自律神経の乱れを整えることが肝心! 冷たいものやアルコール・カフェインの摂りすぎを控えて、温かい食べ物や入浴、マッサージで身体を温めましょう。

ストレスを回避してリラックスできる「オフの時間」も不可欠です。自律神経を乱す「睡眠不足」「スマホ・PCの使いすぎ」などに気をつけて、ゆっくり休んで。

・その2:「暑熱順化」で夏バテ予防
運動習慣や入浴で、夏の暑さに身体が慣れる「暑熱順化」を促進! ウォーキングであれば30分以上、ジョギングであれば15~20分を目安に、汗が出る程度の負荷が望ましいです。

運動ができない場合は、週4日以上湯船につかる「入浴習慣」を取り入れてみて。38~40℃位のお湯に10~15分間、首までしっかり浸かると、軽い運動と同等の効果が期待できるのだとか♪

その3:エアコンを上手に使う
暑さで不調を感じたら我慢せずにエアコンを使用しましょう。ただ、エアコンの風は身体から熱を奪いやすいので、直接当たらないようにするのがポイント!

設定温度を下げるのではなく、扇風機やサーキュレーターを併用して室内の空気を循環させれば、冷えすぎを防ぐことも可能。外出時には、屋内のエアコンで身体を冷やしすぎないよう、上着を持参するといいでしょう。

キーワードは「温とオフで自律神経を整える」と「週4日の入浴」。日常生活に取り入れて、猛暑を乗り切りましょう~!

参照元:リンナイ、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch

画像をもっと見る