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カワサキ、レトロスポーツ『Z900RS/SE/CAFE』の2025年モデルを発表。カラーとグラフィックを変更

2024年08月11日 09:30  AUTOSPORT web

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カワサキ『Z900RS』(キャンディトーンレッド)
 カワサキモータースジャパンは大型レトロスポーツ『Z900RS』『Z900RS SE』『Z900RS CAFE』の2025年モデルを2024年9月1日(日)から発売する。

『Z900RS』は、クラシカルなスタイルに現代のクラフトマンシップを融合させたレトロスポーツモデル。『SE』は、オーリンズ製のリヤショックやブレンボ社製のフロントブレーキパッケージを装備したハイグレードモデルだ。

 そして、『Z900RS』にフロントカウル、低めのハンドルバー、シングル風シートなどの専用装備を施した『CAFE』は、その名が示す通りトラディショナルなカフェレーサースタイルのグレードとなっている。

 『Z900RS』のボディサイズは全長2100mm、全幅865mm、全高1150mm、軸間距離1470mm、シート高800mmとなっており、軸間距離は3種とも共通だ。『SE』では、シート高のみ810mmと異なる。『CAFE』は全長2100mm、全幅845mm、全高1190mm、シート高820mmとなっている。

 パワートレインは、948cc水冷4ストローク並列4気筒DOHCエンジンを搭載。最高出力は82kW(111PS)/8500rpm、最大トルクは98Nm(10.0kgm)/6500rpmを発揮する。

 全体的なスタイリングは、“Z1”からインスピレーションを受けたティアドロップフューエルタンクやテールカウルをはじめ、ホイール、ボルト類に至るまで、強いこだわりが盛り込まれている。

 装備面ではカワサキ・トラクション・コントロールやマルチファンクション液晶パネル、LEDヘッドライトなども備えており、ストリート、ツーリング、スポーツとマルチなシーンでツーリングを楽しむことができる。

 2025年モデルは3車種共通で燃料タンクにヘリテージロゴを採用。『Z900RS』は、燃料タンクが2本のストレートラインのグラフィックに変わり、よりレトロな雰囲気を醸し出している。

 『SE』はつや消しブラックとグレーのカラーリングになり、ゴールドのホイールやフロントフォークがより映えるデザインになった。

 また、フューエルタンクとサイドカバーには、表面の細かい傷に対して自己修復作用をもつ“ハイリーデュラブルペイント”が施されており、美しい状態を長く保ち続られるようになっている。(追記:2024年8月30日) 

 『CAFE』は、ブラックから湧き出るような深いライムグリーンのグラデーションとなり、レトロモダンなグラフィックに変更された。

 ボディカラーは『Z900RS』ではキャンディトーンレッド、『SE』ではメタリックフラットスパークブラックxメタリックマットカーボングレー、『CAFE』ではエボニー×キャンディライムグリーンとそれぞれ一色ずつ用意する。

 メーカー希望小売価格は『Z900RS』が148万5000円(税込)、『SE』が170万5000円(税込)、『CAFE』が151万8000円(税込)となっている。『Z900RS/SE/CAFE』の2025年モデルは、全国のカワサキプラザにて9月1日(日)から発売となる。