夕飯にそうめんはアリかナシか。もちろんそれぞれ好きなように食べればいいのだが、そうめんは昼のイメージが強く「夕飯ではナシ」という声もある。しかしメーカー系のITエンジニアである50代男性(東京都/年収1500万円)は、夕飯にそうめんは「普通にアリだと思います」と答えた。おかずありきかと思いきや、
「そうめんのみでも全然ありですが、量はその分食べるかもしれないです」
と全面的に肯定派だ。ほかにも、「あり」とする声が寄せられている。(文:篠原みつき)
「今夜は素麺!とテンション高めで出しています」
岩手県に住む50代男性は「あり」としたものの
「素麺だけでなく総菜でもレンチンでも天ぷらが付くなら嬉しい。めんつゆに梅肉入れたり玉子入れたりするし、納豆と食べたりする」
とおかずは必要で、その都度工夫しながら食べているようだ。そうめんが手抜きという意見に対しては、
「それだけ?と言う方で自分で茹で付け合わせを自分で調理した事がある方は、どの位いるのだろうか?」
と疑問を呈している。たしかに、麺を茹でてつゆを用意するだけでなく、薬味まで準備して、となるとそれなりに手間だ。
東京都に住む50代女性(自営飲食店/年収200万円)の場合、家族に美味しく食べてもらうために、手抜きどころか手間がかかっているという。
「実家(山陽地方)がもともと、素麺のときはたっぷりの錦糸卵を焼き、薬味を多めに添えて食べる習慣がありました。実家では昼しか食べないのですが、おかずを1、2品増やして夕食時に出したら家族に大ウケ」
どうやら家族には「独特の料理」と認識されたようだと語る。そのため、時折「今夜は素麺!とテンション高めで」出しているそうだ。
「麺が伸びないように、家族の要望に応えて何回もおかわりを茹でる方式なので、実はすごく手間がかかります。前日に出汁をひき、かえしまで1から手作りするので手抜きという感覚はありません」
“かえし”とは醤油や砂糖、みりんなどをまぜて作る調味料のこと。つまり出汁はもちろん一からめんつゆを作るのだから手間はかかるが、その分美味しいのだろう。ちなみに、「かえしは夏中冷蔵庫にあり、出汁が余った翌晩がそうめんになりがちです」と書いていた。
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