芸能人が交際0日で結婚したというニュースは時折あるが、実際のところ“交際0日婚”はありなのか。
サンマリエは、8月8日に、交際0日婚に関する意識調査の結果を発表した。調査は、都内在住のZ世代(20~26歳)の男女を対象に7月下旬に行われ、102人から有効回答を得た。
「交際0日婚についてどう思いますか」という問いには約6割(「とても肯定的」と「やや肯定的」の合計)が肯定的という結果になった。(文:長田コウ)
「恋愛は面倒だから」という声も目立つ
肯定的な理由として、最も多かったのは、「恋愛は面倒だから」(46.7%)。次いで、「経済的な理由から早く安定したいから」(35.0%)、「時間を無駄にしたくないと感じるから」(25.0%)と続いた。タイパ重視の傾向があるZ世代ならではの回答だろう。
一方で、否定的だという人から出ていた最も多かった理由は、「相手との相性が悪いかもしれないから」(71.4%)だった。他には、「相手の良い面しか見れていないから」(57.1%)、「トラブルに巻き込まれる可能性があるから」(34.3%)という意見があがった。リスクを考えた上での回答が多くみられる。
ほかには、「昔から知っている相手ならまだいいと思うが、その日に出会った相手とは考えられない。相手の素性が分からないし、結婚詐欺の可能性も疑ってしまう」(21歳)という声も出ていた。
「自身が交際0日婚をすること」について聞くと、「条件次第で考えたい」(37.3%)、「積極的に考えたい」(15.7%)と前向きに考える人が半数を占めた。実際に、交際0日婚をする際、最低限知っておきたい情報についても、傾向があるようだ。「兄弟構成」(50.0%)や「両親について」(44.1%)、「仕事」(36.3%)を回答する人が多い。
他には、
「借金がないか」(26歳)
「車に乗った時の態度、店員さんへの態度、最低限のマナーができているか」(21歳) 「離婚歴がないか」(25歳)
という声が出ていた。たしかにいずれも、結婚前に確認したいポイントだろう。