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“リモートの縛り”を開放するかもしれない「USBマウスムーバー」が登場

2024年08月10日 06:11  ITmedia PC USER

ITmedia PC USER

パソコン工房 秋葉原本店に入荷した「USBマウスムーバー」

 お盆シーズンに突入するアキバのPCパーツショップの新製品で、ひときわ目立っていたのがアイネックスの「USBマウスムーバー」だ。価格は3700円前後となる。


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●「USBデバイスとして認識されないのがポイントです」


 マウスを乗せると、自動で回転するターンテーブルの動きをセンサーが追いかけるため、PC上では操作していない間もマウスポインターが動き続ける。これにより、自動スリープを防いだり、リモートワークにおけるログオフの条件を回避したりできる。


 USBケーブルによって給電可能で、30分/1~4時間のオフタイマーも設定しておける。


 テクノハウス東映は「ポインターを動かし続けるアイテムとしては、USBポートに挿す『USBジグラー』が有名ですが、USBマウスムーバーはPC側からはデバイスとして認識されないので、より使い道が広いと思います。PCから給電する必要もないですしね」という。


 また、同社からはRCA/S端子ポート経由の映像をPCに取り込める「RCA/S端子-USBキャプチャーケーブル」も登場している。PC側のコネクターはUSB Standard-A端子で、価格は1700円前後だ。


 テクノハウス東映では「レガシーな端子ですが、意外と現在でも需要があるんですよね」という。


●ATX 3.1対応のCorsair SFX電源ユニットが3モデル売り場に並ぶ


 電源ユニットは、CorsairからSFXタイプのフルプラグインシリーズ「SF PLATINUM ATX 3.1」が登場している。シリーズ名通りに80PLUS PLATINUMに準拠するATX 3.1対応モデルで、ラインアップは1000W/850W/750Wだ。価格は順に4万5000円弱、3万6000円弱、3万3000円弱となる。


 入荷したTSUKUMO eX.は「ATX 3.1対応だけでなく、騒音もかなり抑えています。負荷が低いときはファンが止まりますし、コンパクトで縁の下で静かに動作してくれる電源を探しているなら、いい選択肢になるんじゃないでしょうか」と話していた。