2024年08月08日 16:51 ITmedia NEWS
米Appleが提供する地図アプリ「Appleマップ」が、首都圏の20以上の鉄道、バス、路面電車路線のリアルタイムの交通情報を8月7日から表示できるようなった。JR東日本と西部鉄道、東京メトロ、およびODPT(公共交通オープンデータ協議会)を通じて提供を受けるもの。
【画像を見る】Appleマップでも今の運行状況を反映して経路検索できるように
アプリのアップデートは不要で、詳細な時刻表、リアルタイムの出発時刻と到着時刻、路線の乗り換えを表示できるようになる。運休や遅延などの交通情報も提供され、経路検索時など、リアルタイムの交通情報の詳細が表示される。
●函館や青森県、群馬県、岡山県の一部交通機関のデータも提供
また、AppleだけでなくODPTも、Appleマップへのリアルタイム交通機関データの提供を始めたと発表。東京都交通局(都営バス)、横浜市交通局(横浜市営バス)のリアルタイム情報を提供してきたが、函館市電、都電、青森県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、岡山県の一部地方バスのリアルタイムロケーション情報の提供を開始するという。ODPTが発表した16事業者は以下の通り。
・東京都交通局(都営地下鉄、東京さくらトラム)
・横浜市交通局(横浜市営地下鉄)
・京王電鉄バス株式会社(京王バス)
・西武バス株式会社(西武バス)
・函館市企業局(函館市電)
・青森市企業局交通部(青森市営バス)
・日本中央バス株式会社(日本中央バス)
・永井運輸株式会社(永井バス、玉村町乗合タクシーたまりん)
・株式会社群馬バス(群馬バス)
・京成トランジットバス株式会社(京成トランジットバス)
・伊豆箱根バス株式会社(伊豆箱根バス)
・川崎市交通局(川崎市バス)
・川崎鶴見臨港バス株式会社(川崎鶴見臨港バス)
・清瀬市(きよバス)
・京都バス株式会社(京都バス)
・宇野自動車株式会社(宇野バス)