夫婦円満が一番だが、長く一緒にいれば不満の一つや二つも出てくるだろう。東京都の40代後半の女性(専門職/コンサルタント・士業・金融・不動産/年収1000万円)は、「家事育児はお手伝い程度しかやっていない」という夫に不満があるそうだ。(文:林加奈)
「こちらは子どもの相手をし、子どもが寝てから家事と仕事。夫は自由時間」
女性は夫の扱いに苦労しているようで、「主体的に考えることがないため、なぜ、やらなくてはいけないのかがわからず、後で修正する必要性がある場合も多い」と明かす。しかし夫は、「自分ではやっているつもりでいる」というから世話がない。
「こちらは子どもの相手をし、子どもが寝てから家事と仕事。夫は昼間は時間があれば仕事、夜は自由時間」
と皮肉った。共働き世帯が増えた今、こうした悩みや不満を抱える女性は多いのではないだろうか。
一方、妻に不満があるというのは、埼玉県の50代前半の男性(福祉・介護/年収250万円)だ。
「どんなことでも当てはまることで、こちらが何か話すと否定から始まり理詰めで人を追い詰める。ちょっとした仕事の愚痴なども聞き入れてくれることなく、相手を否定する方向の自分の持論を並べ立てて『アンタが悪い』という趣旨に相手を追い詰めて逃げ場をくれないので、こちらは何も言えないし心を開けない」
確かにこれでは会話する気もなくなってしまう。一番身近な人に心を開けないのは、とてもつらいことではないだろうか。
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