8月5日、スーパーGT GT300クラスではSyntium LMcorsa GR Supra GTを、スーパー耐久シリーズではシンティアム アップル KTMをドライブするレーシングドライバーの吉本大樹が、“もうひとつの顔”として所属する3ピース・ボーカルバンド『doa』が2024年12月31日をもって活動を休止、解散するという発表があった。これをうけ吉本は8月6日に自身のSNSを更新。その心中を語った。
ドライバーとして国内外で活躍してきた吉本が所属することはもちろん、特にモータースポーツファンにとって馴染み深いのは、スーパーGTと併催されるFIA-F4のオフィシャルテーマソングとして楽曲が採用されたことだろう。『HERO』、『WILD BEAST』、そして車両が新しくなった今季から採用されている『Believe In Yourself』と、doaの曲がかかればFIA-F4のスタートへの緊張感が高まるのはサーキットで観戦したことがある方ならご理解いただけるはずだ。
「しかし、今はdoaとして最後にもう一度ライブツアーを出来るのが唯一の救いです。秋から始まる“doa 20th Anniversary Live Tour 2024”では吉本・大田・徳永の三人にしかできない唯一無二で無敵のスリーピースロックコーラスハーモニーを最後に浴びに来ていただければ幸いです。これが3人で歌う最後の活動となりますが、私たちも悔いの残らぬよう、思いっきり歌いちぎって、盛り上がって、楽しんで、20年と5か月の活動を笑顔で締めくくりたいと思います」