作家の大崎善生さんが3日、死去した。66歳。角川文庫編集部が5日、公式Xを更新し、訃報を伝えた。
【写真】そっくり?映画『聖の青春』で対局する松山ケンイチ 同アカウントでは、「大崎善生さんが8月3日、66歳でお亡くなりになりました」と報告。「弊社では『パイロットフィッシュ』をはじめとする小説、ノンフィクション『聖(さとし)の青春』『いつかの夏―名古屋闇サイト殺人事件』など数々の作品を刊行させていただきました」と、故人の実績を振り返り、「深く感謝申し上げ、心よりご冥福をお祈りいたします」と結んだ。
日本将棋連盟に勤め、将棋雑誌の編集者も務めた大崎さんは、2000年に早世した将棋棋士・村山聖の人生をつづった『聖の青春』で作家デビュー。同作は自身の代表作となり、藤原竜也主演でドラマ化、松山ケンイチ主演で映画化された。