続いて行われたGT500クラスの専有走行では、GT300とは異なりタイムを更新するマシンが多く見られた。セッション終了間際、まず8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTの松下信治が1分29秒017、続いてベルトラン・バゲットの12号車MARELLI IMPUL Zが1分28秒839、さらに100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GTの牧野任祐が1分28秒836でトップタイムを次々に更新してくる。
STANLEY CIVICの首位で終了かと思われた最終盤、さらにトップタイムを更新したのは64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTを駆るGT500ルーキーの大草りきだった。大草は牧野を0.145秒上回る1分28秒691を記録し総合首位に躍り出ると、それを上回る車両は現れず1時間45分の公式練習は終了した。
トヨタ勢は8番手の19号車WedsSport ADVAN GR SupraがGT500最上位、そのほかの車両も10番手以下に固まる結果となり、やや苦戦を強いられる“夏富士”になるかもしれない。