森美術館が、建築家の藤本壮介の展覧会「藤本壮介展」を開催する。会期は2025年7月2日から11月9日まで。
同展は、藤本初の大規模な回顧展として開催。活動初期の作品から世界各地で進行中のプロジェクトまで、主要作品を通して、藤本の四半世紀にわたる建築家としての歩みや建築的特徴、思想を概観することができる。会場には、模型や設計図面、記録写真に加えて、原寸大模型やインスタレーションも用意。藤本建築のエッセンスを視覚的にも空間的にも体験できる展示となる予定だ。
藤本壮介は1971年、北海道生まれ。東京とパリ、深圳に設計事務所を構え、個人住宅から大学、商業施設、ホテル、複合施設など、さまざまプロジェクトを世界各地で展開している。武蔵野美術大学美術館、図書館や、集合住宅「ラルブル・ブラン(白い働)」、音楽複合施設「ハンガリー音楽の家」などを手掛け、現在は2025年大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーを担当。日本を代表する建築家として活動している。
■藤本壮介展会期:2025年7月2日(水)~11月9日(日)会場:森美術館 ■森美術館:公式サイト