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弱さの多様性を発信する『ビッグデ絵タ』展で『銭湯図解』の画家・塩谷歩波の公開インタビューを実施

2024年08月02日 19:10  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

画家・塩谷歩波の公開インタビューイベントが、8月10日に虎ノ門のSIGNALで開催される。

これは8月17日までSIGNALで開催されている『ビッグデ絵タ』展の関連イベントとして実施されるもの。『ビッグデ絵タ』展では、5月に公開されたアートプロジェクト『ビッグデ絵タ』の参加作品を展示している。

『ビッグデ絵タ』では、人には共感されづらくても、当事者にとっては切実な「こわいもの」や「こわいこと」を検索データから大量に抽出し、そのなかから参加アーティストが共感する「こわい」をピックアップ。それぞれが「こわい」をイラストによって表現することで、人間の「弱さ」の多様性を世の中に届けることを試みている。

展示アーティストは塩谷歩波、大島智子、大橋裕之、カシワイ、たそやマロ、パピヨン本田、増田薫(思い出野郎Aチーム)、まつざきしおり、マツヤマイカ。入場無料。

公開インタビューイベントに登壇する塩谷歩波は、設計事務所を休職中に銭湯に出会い、イラスト『銭湯図解』を発表。銭湯の番頭兼イラストレーターを経て、画家として独立したという経歴の持ち主で、8月27日には2017年から2024年までの作品をまとめた初の画集『塩谷歩波作品集』が玄光社から刊行される。

公開インタビューイベントに優先的に参加できる事前申込を実施中。詳細は応募フォームから確認しよう。

塩谷歩波