◎本命:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT 〇対抗:#38 KeePer CERUMO GR Supra △大穴:#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
PP予想:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
モータースポーツに限ったことではございませんが、どんなに有利に見えてもそう簡単にはいかないのがスポーツというもの。スーパーGTにおいては、それがいっそう強い傾向にあることは読者の皆さまと同様に、よく理解しているつもりです。それでも(たまには)素直に“本命中の本命”を推そうではありませんか! というわけで、サクセスウエイト(SW)が6kgと軽量の8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT(野尻智紀/松下信治)を優勝候補の筆頭に挙げたいと思います。予選も制しポール・トゥ・ウインを飾ってくれるのではないか、と。
対抗は28kgで今季2度目の富士戦に臨む38号車KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)。先日のスーパーフォーミュラ第4戦富士で力走を見せた大湯が、ふたたび魅せてくれそうな予感がします。大穴は8号車の姉妹車である16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT(大津弘樹/佐藤蓮)です。SW的にはこの2台によるワン・ツー・フィニッシュの可能性も充分にありえるはず。
●ゴトー(最近の猛暑は危険)のウイナー予想
◎本命:#17 Astemo CIVIC TYPE R-GT 〇対抗:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT △大穴:#12 MARELLI IMPUL Z
PP予想:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
シーズン二度目の開催となる富士スピードウェイでの第4戦、本命は新直線番長と名高いホンダ・シビック・タイプR-GTでしょう。5台の中で17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/太田格之進)はサクセスウエイト38kgですが、上位争い許容範囲内のハズで、レースは違いますが太田が“キュンキュンさせる”走りをしてくれるかにも期待したいところ。
対抗と予選ポールポジションには、サクセスウエイト6kgと軽い8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTを推します。8号車としてもそろそろ結果がほしく、ホンダもシビック初勝利をこの富士で狙ってくるはず。
◎本命:#38 KeePer CERUMO GR Supra 〇対抗:#16 ENEOS X PRIME GR Supra △大穴:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
PP予想:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
今回の第4戦富士、サクセスウエイト(SW)を考慮すると、本命は8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT、12号車MARELLI IMPUL Z、そしてヨコハマ、ダンロップ勢となるが、SWどおりにならないのが最近のGT500のトレンド。その週末のセットアップとタイヤがキマったパッケージがレースで上位に食い込んで来ている。
という流れで、今年の上向き傾向、そしてSWもちょっと考慮すると、38号車KeePer CERUMO GR Supraはこの富士で上位を狙えるはず。スーパーフォーミュラで大湯都史樹とセルモも好調気配なので、チャンスがあるのでは。ただ、レース日はゲリラ雷雨の可能性も高くて、ウエット対決になる可能性も。そうなると展開がまったく読めなくなる。今回の富士の予想は、本当にムズカシイ……。