応募者の今後のキャリアを左右するのが面接だ。面接官には相応の責任をもって取り組んで欲しいところだが……
「公務員の面接にて既卒なのに『卒論は順調ですか』と聞かれました」
愛知県に住む20代前半の女性(事務・管理/正社員・職員/年収350万円)はこう打ち明け、担当した面接官に不安を感じたエピソードを語った。(文:國伊レン)
学生時代に卒論で苦労したことを語る→「論文の執筆は順調ですか」と聞かれる
女性は大卒枠の募集に第二新卒として応募したそうだ。無事面接まで漕ぎ付け、話の流れで卒業論文についての質問をされた。論文を執筆する中で大変だったことなどを話していたが、一通りその話題が終わった後、面接官から
「卒業論文の執筆は順調ですか」
と、耳を疑う質問が飛んできた。既卒なのだから、順調どころかもう終わっているのに……
「もちろん、話の流れで私が既卒であることを忘れてしまったとかもあるのだろう。ただ、最初から面接官が勘違いしていたのではないかという懸念は拭えない」
女性はこう推測し「何より私の訂正後も『失礼しました』のような一言がなかったことが引っかかる」と回想した。どんな事情があったかわからないが、面接官が頼りないと応募者は不安になるもの。事前にレジュメに目を通すことは言うまでもなく、最低限の準備をしてもらいたい。
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