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『オオカミの家』アンコール上映決定!ホアキン・コシーニャ監督舞台挨拶も

2024年07月30日 16:01  cinemacafe.net

cinemacafe.net

『オオカミの家』© Diluvio & Globo Rojo Films
2023年夏に公開され話題を呼んだストップモーション・アニメ『オオカミの家』が8月17日(土)から2週間限定でアンコール上映されることが決定した(同時上映 短編『骨』)。

クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャの2人が監督を務め、5年の歳月を費やして完成させた映画本作は、ピノチェト軍事政権下のチリに実在したコミューン【コロニア・ディグニダ】にインスパイアされた“ホラー・フェアリーテイル”アニメーション。

チリ南部のコミューンから脱走し、森の中の一軒家で二匹の子ブタと出会った娘マリアの身に起きる悪夢のような出来事を描く。同時上映の『骨』は、謎の儀式を行う少女を描いた短編で、『オオカミの家』に惚れ込んだアリ・アスター(『ミッドサマー』)が製作総指揮を務めたことでも話題となった。

2023年8月19日から渋谷シアター・イメージフォーラムほか、わずか3館にて公開を迎え、幅広い世代の観客が連日押し寄せる異例の大ヒットを記録。その勢いは止まることなく、最終的に上映館数は全国80館以上まで広がった。

この度、公開一周年を記念し、シアター・イメージフォーラムで2週間限定のアンコール上映される。さらに、監督の一人であるホアキン・コシーニャの登壇も決定し、8月19日(月)と20日(火)の2日間、上映後に舞台挨拶を実施するという。

さらに、コシーニャからメッセージ動画も到着。「もうすぐ皆に会えると思うとワクワクする!」と、彼の分身のようなパペットの横で話している。

「ひろしまアニメーションシーズン 2024」で日本プレミアを迎える長編最新作『ハイパーボリア人』に加え、アリ・アスター製作総指揮で『ヘンゼルとグレーテル』を映画化する長編プロジェクトも発表され、話題の尽きない《レオン&コシーニャ》。映画、アニメーション、現代美術の世界を縦横無尽に動き回る2人を世に知らしめるきっかけとなった本作を再び劇場で観られる貴重な機会となる。

『オオカミの家』アンコール上映は8月17日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて2週間限定開催(同時上映『骨』)。





(シネマカフェ編集部)