トップへ

【知ってた?】儚くも美しい「線香花火」、4段階の燃え方に名前があった! - あまった線香花火はどうするのが正解?

2024年07月30日 15:31  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
1人でも大人数でも楽しめる線香花火ですが、実は、火をつけてから燃え尽きるまでの間に4段階の燃え方があるのだとか。



マイナビ学生の窓口に所属するZ世代の大学生「トレンドリサーチャー」が注目するニュースを紹介します!


○儚くも美しい線香花火の一生



線香花火に点火すると徐々に火の玉が大きくなっていきますが、その様子を、花を咲かせる前に見立てて「蕾」と呼ぶそうです。



ワクワクしながら小さな蕾をジーっと見つめていると……、パチパチと力強い火花が一つずつはじけ始めます。その段階を「牡丹」というのだとか。


その「牡丹」が勢いを増し、まるで「松葉」のように沢山の火花が四方八方に広がります。線香花火が大きく花を咲かせる様子に、テンションも上がっちゃいます。

そして、勢いのあった火花が一本、また一本と落ちていく姿はまさに「散り菊」のよう。ハラハラと落ちる火花は徐々に細く短くなっていき、火の玉だけに。火の玉はだんだんと色を変え、光を失い、線香花火はその一生を終えます。


こうして燃え尽きるまでの名称を知ると、さらに線香花火を楽しむことができそうですね。SNSで紹介されると、「初めて知りました!呼び方があるんですね…!」「綺麗ですね」「松葉~散り菊がいぃね♪」といった声が。小さいながらに最大限の光を放ち、最後に静かに燃え尽きるその儚さは、なんとも魅力的。みなさんは、どの段階がお好きでしょうか?



ちなみに、使い切らずに残った線香花火は「とっておく」のがおすすめなのだとか。湿気を吸ったり吐いたりを繰り返すことで、火花がより美しくなるそうです。今年の夏はぜひ、線香花火を楽しんでみてはいかがでしょうか。



トレンドリサーチャー: 吉田晴音

文:CHIGAKO

編集:マイナビニュース ワーク&ライフ編集部


<線香花火の一生>線香花火には、火をつけてから火の玉が落ちるまでの間に、4段階の燃え方があります。それぞれの段階に「蕾」「牡丹」「松葉」「散り菊」という名前がついています。この夏、線香花火の光とともに風情あるひとときを楽しんでみませんか? https://t.co/7FZMTgjv4s pic.twitter.com/xXygOsLtjc— ウェザーニュース (@wni_jp) July 26, 2024(CHIGAKO)