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4-6月期の「SNS流行語ランキング」1位は? - 2位ILLIT "Magnetic、3位ファンタジースプリングス

2024年07月30日 15:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ウェブ解析士協会は7月23日、2024年第2四半期「SNS流行語ランキング」ベスト10を発表した。同ランキングは、XやInstagram、TikTok、YouTubeなどのSNSで流行している言葉の中から、SNSマネージャー有資格者への調査に基づいて作成したもの。


2024年4~6月期「SNS流行語ランキング」では、1位の「ショートドラマ」が圧倒的。スマホで再生しやすい縦型画面が特徴で、長尺のYouTube動画でも縦型が増加。人気の背景には「スピード感」と「情報密度の濃さ」があり、倍速視聴や“ながら”視聴、スキップ視聴に慣れたユーザーには、短くテンポの良い動画が好まれる傾向にあるよう。映画界からも豊かな表現力と高い制作クオリティを持つ作品が投入され、新たな映像文化として定着している。

続く2位は「ILLIT "Magnetic"」。ILLITは日本人メンバー2人を含む5人のK-POPユニットで、タイトル曲「Magnetic」が大ヒットし、TikTokでの#magnetic 視聴は65億回を記録。デビュー曲が米ビルボード「HOT100」にランクインするのは、K-POPグループ史上初めてのこと。その背景には、オーディションが番組として世界182の国・地域で公開され、SNSを中心にファン層が出来上がっていたことが挙げられる。



3位には、6月6日にオープンした東京ディズニーシーのテーマポート「ファンタジースプリングス」がランクイン。『フローズン(アナと雪の女王)』『ピーターパン』『塔の上のラプンツェル』3作品の世界観と四つのアトラクション、新たにオープンしたホテルで構成されており、オープン前から期待を寄せるファンの投稿が相次ぎ、オープン後は実際に訪れたユーザーの投稿が目立つなど、TikTokでは4億8,390万回視聴を記録している。



以下、OpenAIが5月に発表した最新の大規模言語モデル「GPT-4o」が4位、日本初の女性弁護士であり裁判所所長にもなった三淵嘉子の実話を描いたNHK連続テレビ小説「虎に翼」が5位、特定のジャンルや趣味を表す新しい表現「〇〇界隈」が6位にランクイン。



また、原宿系クリエイターの「しなこ(ダンス)」が7位、写真をもとに高品質でリアルな動画を作れるAIサービス「写真を動かす(生成AI)」が8位、バレリーナを意識したアイテムと日常着を組み合わせたファッション「バレエコア」が9位に。そして10位には、独特な動きとが曲のリズムが特徴的な中国発のダンス「カンカンダンス」がランクインした。(CHIGAKO)