石井裕也監督の映画『本心』の本予告編、場面写真が到着した。
平野啓一郎の同名小説を原作とする『本心』は、今からさらにデジタル化が進んだ少し先の未来を舞台に、「自由死」を選んだ母の「本心」を知ろうとしたことから、進化する時代を彷徨う青年を映し出すヒューマンミステリー。主演の池松壮亮が原作を読み「今描かれるべき作品」として9作目のタッグとなる石井監督に企画を持ち込んだという。共演に三吉彩花、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、妻夫木聡、田中裕子ら。
本予告編は、池松演じる朔也の「母を、作りたいんです」という一言からスタート。妻夫木聡演じる仮想空間上に「人間」を作るVF（ヴァーチャル・フィギュア）の開発者・野崎が「本物以上のお母さまを作れます」と告げるシーンや、朔也がVFゴーグルを装着して母・秋子とやりとりをする様子、VFの母が徐々に「息子の知らない母親の一面」をさらけ出していく様子が映し出されている。
公開は11月8日。配給はハピネットファントム・スタジオ。
©2024 映画『本心』製作委員会
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