暑い夏は、できるだけ涼しい室内で過ごしたいもの。お出かけする際は、現在開催中の展覧会に足を運んでアートを楽しむのはいかが?
今回は、関東近郊で実施されている展覧会を5つご紹介。
涼しい場所で熱中症の心配もなく、ゆったりとした時間を過ごせますよ。ぜひ会期中に足を運んでみてくださいね!
モネ&フレンズ・アライブ/日本橋東京・日本橋三井ホールにて、2024年7月12日(金)~ 9月29日(日)の会期で開催されている没入型展覧会「モネ&フレンズ・アライブ」。
本展は、フランス印象派の世界を冒険する内容となっています。
19世紀半ばから20世紀初頭にかけて活躍した、クロード・モネやカミーユ・ピサロ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌ、エドガー・ドガといった印象派作品に圧倒されること間違いなし。
会場では、イベント限定のグッズも数多く販売中です。
おうちでもアートに気軽に触れられる、おしゃれなグッズをゲットしてみてはいかがでしょう?
モネ&フレンズ・アライブ 期間:2024年7月12日(金)~9月29日(日) 場所:日本橋三井ホール(東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1・4F) 開館時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館の60分前まで 料金:日時指定券 一般3000円/高大生2000円/小中生1500円 ※会場での販売もあり 公式サイト:https://monetalivejp.com/index.html
Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵~ゴッホと北斎、モネと広重~/新宿2022年に日本で「Immersive Museum “印象派”IMPRESSIONISM」が初開催されて以来、実施されるたび大きな話題を集める新感覚のアート体験プログラム「Immersive Museum(イマーシブミュージアム)」。
2024年は7月10日(水)~10月29日(火)の期間で、東京・ベルサール新宿南口にて「Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵~ゴッホと北斎、モネと広重~」が開催中です。
壁面から床面まで全てに投影される没入映像が映し出され、特別な音響効果が流れる中、名画の世界に入り込んだような感覚を味わえますよ。
今回新たに加わったコンテンツ、葛飾北斎が自分だけの浮世絵を刷ってくれるインタラクティブエリア「AI北斎」(税込500円/回)にも注目を。
葛飾北斎からの「Where are you from?(出身地はどこですか?)」の問いに答えると、AI北斎が浮世絵を描いてくれるんです。
QRコードを読み込んで画像をダウンロードすれば、良い思い出になりますね。
Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵~ゴッホと北斎、モネと広重~ 期間:2024年7月10日(水)~10月29日(火) 場所:ベルサール新宿南口(東京都渋谷区千駄ケ谷5-31-11) 開館時間:平日10:00~17:00(16:20最終入場)、土日祝9:00~17:00(16:20最終入場) 平日料金:大人2500円/大学生・専門学生2000円/中学・高校生1500円/小学生以下無料、障がい者割引2000円 土日祝料金:大人2700円/大学生・専門学生2200円/中学・高校生1700円/小学生以下無料、障がい者割引2200円 ※チケット販売中 公式サイト:https://immersive-museum.jp/tokyo/
行方不明展/日本橋背筋が凍るような涼しい体験をしたい人には、日本橋で開催されている「行方不明展」がおすすめです。
直接おばけに驚かされたり、仕掛けがあったりといったコンテンツはありませんが、“意味がわかると怖い”ゾワゾワと背筋が凍るような体験ができるかも…。
会場には4つの行方不明がテーマになったブースが用意されており、「身元不明」「所在不明」「出所不明」「真偽不明」に分かれています。
これは誰の携帯?写真のない写真立てには何が飾られていたの?など、展示を見ているうちにだんだんと不安な気持ちになりそう。
もちろん内容は全てフィクションなので、安心してくださいね。本展は2024年7月19日(金)~9月1日(日)の期間で開催されています。
「モネ&フレンズ・アライブ」の会場の近くだから、2つ併せて訪問してみるのも◎
行方不明展 期間:2024年7月19日(金)~9月1日(日) 場所:東京都中央区日本橋室町1-5-3 三越前 福島ビル 1F 開館時間:11:00~20:00 ※最終入場は閉館30分前 入場料:税込2200円(期間有効券 日時指定券の設定日以外、有効 / 日時指定券 会期中の7月20日・21日以外の土日祝とお盆期間8月13日(火)~ 16日(金)の90分単位の指定チケット) 公式サイト:https://yukuefumei.com/
CLAMP展/六本木東京・六本木の国立新美術館では、2024年7月3日(水)~9月23日(月・休)の期間で「CLAMP展」が実施中です。
少年漫画、少女漫画、青年漫画を横断して多様な漫画作品を世に送り出し、独自の表現を追求し続けてきた女性4人の創作集団CLAMP。
本展では、デビュー作『聖伝-RG VEDA-』から最新作『カードキャプターさくら クリアカード編』までの23作品を網羅した、約800点のカラー・モノクロ原画が展示されています。
会場は「C」「L」「A」「M」「P」を頭文字とした、「COLOR」「LOVE」「ADVENTURE」「MAGIC」「PHRASE」のテーマでCLAMPの作品世界を巡る構成になっており、CLAMPの世界観を存分に堪能できるコンテンツがたっぷり。
CLAMPが紡いできた言葉にフォーカスした「PHRASE」では、セリフがランダムに書かれたおみくじシールを引くことができます。
ぜひ会場の壁に貼って、銀色に輝く空間を楽しみましょう。
CLAMP展 期間:2024年7月3日(水)~9月23日(月・休)※休館日:毎週火曜日 場所:国立新美術館 企画展示室2E(東京都港区六本木7-22-2) 開館時間:10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで 料金:一般2100円/大学生1400円/高校生1000円 公式サイト:https://www.clamp-ex.jp/
モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光/所沢@nkaaaatw / Instagram
埼玉・所沢の角川武蔵野ミュージアムでは、360度体感型デジタルアート「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」が開催中です。
クロード・モネや印象派と関わるさまざまな作品が、音楽と共に床や壁面360度に映し出され、アートと物語を全身で堪能できるのだとか。
モネの見た景色や共に過ごした家族や友人、最後の住処であるジヴェルニーでの生活などを、音楽と共に追体験できるといいます。
@nkaaaatw / Instagram
会場入口に設置されているフォトスポットは、無料で誰でも利用できますよ。
モネの庭『睡蓮の池』の世界に入り込んだような、芸術的な記念写真を撮影してみて。
モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光 期間:2024年7月20日(土)~2025年1月19日(日) 休館日:毎週火曜日(8月13日(火)は臨時開館) 場所:角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー(埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内) 開館時間:10:00~18:00 ※最終入館は17:30まで 料金:一般(大学生以上)2500円/中高生2000円/小学生1300円 公式サイト:https://kadcul.com/event/192
この夏は展覧会めぐりを楽しまない?名画を堪能できるイベントから、ゾワっとした恐怖体験ができる展覧会まで、どれも魅力的なものばかり。
この夏は気になる展示に足を運んで、アート鑑賞を楽しんでみてくださいね。