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「弱さ」の多様性を絵の力で発信。大橋裕之、塩谷歩波ら参加『ビッグデ絵タ』展が7月30日から開催

2024年07月29日 18:10  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

『ビッグデ絵タ』展が、7月30日から虎ノ門のSIGNALで開催される。

『ビッグデ絵タ』展は5月に公開されたアートプロジェクト『ビッグデ絵タ』の参加作品を展示するイベントだ。『ビッグデ絵タ』では、人には共感されづらくても、当事者にとっては切実な「こわいもの」や「こわいこと」を検索データから大量に抽出し、そのなかから参加アーティストが共感する「こわい」をピックアップ。それぞれが「こわい」をイラストによって表現することで、人間の「弱さ」の多様性を世の中に届けることを試みている。株式会社SIGNINGが、CINRA, Inc.とともに展開している。

作品を展示するアーティストは、塩谷歩波、大島智子、大橋裕之、カシワイ、たそやマロ、パピヨン本田、増田薫(思い出野郎Aチーム)、まつざきしおり、マツヤマイカ。各アーティストたちは「電話がこわい」「映画館がこわい」「エレベーターがこわい」といったテーマをイラスト化している。

なお展示期間中、『ビッグデ絵タ』のオリジナルグッズとともに展示作家オリジナルグッズを販売する予定だ。

【青沼克哉(『ビッグデ絵タ』プロジェクトリーダー)のコメント】

自身の「弱さ」に向き合って、それを他人に共有することの難しさ。そんな生き辛さを少しでも解消することができないか。そんな想いで、たくさんのアーティストの方々へお声がけさせていただき実現したのが、このプロジェクトです。今回の展示には、作風もジャンルも様々なアーティストの方々にご協力いただきました。展示されている一つ一つの絵は、アーティストが持っている「こわい」をテーマに描かれています。大量の検索ビッグデータから、それぞれが共感する「こわい」をピックアップし、絵として表現していただきました。絵だけではなく、是非、それぞれの絵のテーマの検索数から、実際にその言葉を検索している人たちの姿にも想いを馳せてみてください。そして、あなたの声も、是非、聞かせてください。あなたの「こわい」は、なんですか?人にはなかなか言えない、あなたの「弱さ」は、なんですか?