2024年07月29日 14:58 ねとらぼ
格闘家の朝倉未来選手が7月29日にInstagramを更新。「自分が戦うのは一旦終わりにします」と引退を示唆する投稿で心境をつづりました。
●自分が戦うのは一旦終わりにします
前日にさいたまスーパーアリーナで開催された格闘技イベント「超RIZIN3」のメインイベントのフェザー級ワンマッチで、平本蓮選手に1RTKO負けした朝倉選手。試合後はぼう然とした表情を浮かべ、バックステージ会見は欠席していました。
一夜明けてInstagramに投稿。「沢山の応援ありがとうございました 4万人の景色見れて良かった!」と声援への感謝をつづり、自らの去就について次のように言及しました。
格闘技が好きなので練習は続けるし、色んな選手のサポートをしたり、格闘技界に貢献していけたらと思う 自分が戦うのは一旦終わりにします
“引退”の文字は用いず、“一旦終わり”の表現にとどめ、「19歳から地下格闘技でデビューして32歳まで色んな体験をさせてもらいました 格闘技が人生だったと思う」とこれまでを振り返りながら、投稿の最後では再び「ありがとうございました」とファンへのこれまでの感謝をつづりました。
朝倉選手と平本選手の“因縁の対決”は、5分×5Rでラウンドごとに採点を行うラウンドマスト方式が採られたルールで行われ、1Rから平本選手が左フックで相手をぐらつかせると、そのまま左右の連打をたたきこみ、ダウンした朝倉選手をパウンドで追撃したところでレフェリーが試合をストップ。平本選手が勝利していました。
試合後のマイクパフォーマンスでは、「朝倉未来、ありがとう。そして引退しないでください」と朝倉選手に現役続行するよう呼び掛けていた平本選手。ネットでは朝倉選手と親交の深い那須川天心選手が「引退しましょう。1、2年だけ」と拙速に判断することなく、将来的な再起を見据えたアドバイスを送るなど、多くの選手がこの一戦の余波について思いを語っています。