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『ONE PIECE』厳しい世の中を生き抜く現代人にも激刺さり! 心に残るルフィの名言3選

2024年07月29日 10:20  リアルサウンド

リアルサウンド

SwitchBoxより(イメージ)

 『ONE PIECE』のルフィといえば楽観的で自由奔放、面白そうだと思えばすぐに行動するまっすぐな性格。ゆえにあまり頭のいいことを言っているイメージはないと思われがちでは亜あるが、やはり国民的漫画の主人公。ァンの心に刺さる名言や名シーンは数多くある。今回はそんなルフィの心に刺さる名セリフを紹介していきたい。


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■初期は名言の宝庫? 東の海編・バラティエでの名シーン


 初期のルフィはファンの間でも名シーンが多いと言われているが、その中でも特に読者の心を打ったのが、東の海(イーストブルー)編・バラティエでの「死ぬことは恩返しじゃねえぞ!!!」というセリフ。命の恩人であり、育ての親でもあるゼフの店兼船を守るために死ぬつもりだったサンジに対してルフィが言ったセリフだが、ルフィ自身もシャンクスの腕を犠牲に助けてもらった過去があるからこそ言葉に重みが増した作中屈指の名言だ。


 ちなみにこの時のサンジはルフィの言っている意味があまりわかっていなさそうな反応をしていた。しかし、きちんと人間として扱われてこなかったサンジの過去が明かされてから読むと、サンジのこの反応にも納得がいく伏線シーンと言われている。


 ネット上でも「幼少期の教育によって自己肯定感が欠如すると、その後いい出会いがあっても一生引きずるという好例」「この言葉、サンジにはいまだに少し伝わりきっていない気もする」といった意見が上がっていた。


■麦わら海賊団の在り方を示した印象深い言葉


 東の海(イーストブルー)編では他にも名言があり、アーロンパークでの「おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」というセリフが有名。自分にはできないことがたくさんあり、だからこそ仲間が必要なんだということを訴える名言だ。


 アーロンに「てめぇに何ができる」と言われて「お前に勝てる」とルフィが返すところは、麦わら海賊団のチームの役割や在り方を端的に示した名シーンとなっている。ネット上でも「インパクトがあった」「一見不自然だけど味わい深い言葉」と評価する声が続出していた。


■サラリーマンに突き刺さるワノ国編での名言


 名言が生まれているのは初期だけではない。最近ではワノ国編での「言いなりに動いて……ダンゴ貰って生かして貰ってんのが日常!?」「お前らただの奴隷だ!!!」という言葉が名シーンだと話題になった。


 兎丼の採掘場でルフィを始末しなければ奇病を感染させると脅され、その通りにしようとした囚人たちにルフィが言ったセリフだ。すでに奇病にかかった囚人たちを抱きしめ、自分も奇病にかかった状態で言う様子はかなりの迫力があり、近年の『ONE PIECE』でも指折りの名場面となっている。


 ちなみにこのセリフの団子を給料に変えたら、一気に現代社会感が出るとネットでは話題となっており、「普段底辺リーマンやってる奴には激刺さりやろなぁ」「俺なんて団子すら貰えてない」など哀愁漂う声が多く上がっていた。このルフィの言葉は世の働くサラリーマンたちに一石を投じたようだ。


 今回は3つのルフィの名言を取り上げたが、もちろんこれだけではない。心に響くルフィの言葉は他にもたくさんあるので、ぜひ自分の中のマイ・ベスト・ルフィ名言を見つけてみてはいかがだろうか。


(ヨークシャー)