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座って接客を導入後、スタッフの72%が「今後も座って働きたい」、課題は?

2024年07月29日 09:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
マイナビは7月23日、アルバイト中の"立ちっぱなし"問題の解決を目指す「座ってイイッスPROJECT」の導入店舗からのアンケート結果を発表した。同調査は4月26日~5月31日、試験導入企業6社の従業員85名を対象に実施した。


同社が運営するアルバイト情報サイト『マイナビバイト』は、2024年3月より「座ってイイッスPROJECT」を開始し、独自に開発したスタッフ専用イス「マイナビバイトチェア」の試験導入を4月末まで実店舗で実施した。5月末からは本格導入の案内を開始し、7月23日時点で約40社にイスを発送し、9月を目途に約100社の導入を予定している。



試験導入店舗で働く従業員に、今後も椅子に座って働きたいと思うか尋ねたところ、72%が「今後も座って働きたい」と回答した。

座って働いた感想を聞くと、「足や腰の負担が減った」「気分的にも楽になる」という声のほか、「落ち着いてお客様を見ることができた」「従業員に対して気遣える会社と思えた」「お客様からも『いいね』と言っていただいた」などの声も寄せられた。一方、「座ることに慣れるまでに時間が必要」「お客様の視線が気になる」「忙しい時は邪魔になる時がある」などの課題もあがっている。



3月28日~6月19日には、一般の男女327人を対象に実施した「職場と労働環境に関する意識調査」では、96%が「椅子に座って働きたい」と答えている。


お店に訪問した時、従業員が椅子に座って働いていることに対してどう思うか尋ねたところ、「いいと思う」と回答した人は91%だった。(フォルサ)