パリ2024オリンピック・パラリンピックの馬術や近代五種は、なんとあのヴェルサイユ宮殿が会場になる。
世界一豪華な宮殿と呼ばれる、憧れのヴェルサイユ。一度は行ってみたいと考えている人は、少なくないだろう。
ヴェルサイユ宮殿(画像は写真ACより、以下同)
しかし、このご時勢、海外旅行ってなかなか行ける気がしない......。
ということで今回は「日本のヴェルサイユ宮殿」とも呼ばれる場所をご紹介する。
迎賓館赤坂離宮
それが、東京・港区にある「迎賓館赤坂離宮」。
1909年に東宮御所として作られた建物だ。
ヨーロッパの建物?(迎賓館赤坂離宮)
左右対称で、いくつものアーチが特徴的だ。
そしてそれは、ヴェルサイユ宮殿も同様。
ヴェルサイユ宮殿
また、赤坂離宮とヴェルサイユ宮殿は、こんな部分もソックリ。
ヴェルサイユ宮殿の門
赤坂離宮の門
ヴェルサイユ宮殿は金、赤坂離宮は白と色こそ違うが、門の装飾や雰囲気が激似なのだ。
それもそのはず。港区観光協会の公式サイトによると、迎賓館赤坂離宮の外観は、ヴェルサイユ宮殿を参考に作られている。
ヴェルサイユ宮殿と迎賓館赤坂離宮
玄関ホールはヴェルサイユ宮殿と同じ模様をしているほか、フランス人画家によって描かれた天井画がある部屋も。
水曜日や国公賓等の接遇などに使用されてる時を除いて多くの日程で一般公開されているので、館内を参観することも可能だ。
外から見るだけでも、中に入っても、フランス気分を楽しめそう。
参観料金は一般1500円、大学生は1100円、中高生は500円、小学生以下は無料。
公開時間は午前10時から午後5時まで(本館最終受付は午後4時)、予約は不要(20人以上の団体の場合は要予約)。