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角田裕毅、決勝は20番手からのスタートに「ペナルティのため通常と異なる予選。マシンと戦略を生かして入賞を目指す」

2024年07月28日 08:20  AUTOSPORT web

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2024年F1第14戦ベルギーGP 角田裕毅(RB)
 ウエットコンディションとなった2024年F1ベルギーGPの予選で、RBの角田裕毅は18番手だった。角田は、金曜日にパワーユニット(PU)のエレメント交換を行ったことによるペナルティで、20番グリッドからのスタートが決まっている(土曜日時点の暫定グリッド)。

 テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、「予選は路面が濡れた状態でスタートし、最初から最後までインターミディエイトタイヤを使用することになった」と予選についてコメントしている。

「2台とも(Q1の)最初のランで堅実なタイムを出して、トップ10圏内に入った。裕毅は、2セット目を投入したラップでは、1周のなかでグリップが変化することに少し苦労した。しかしいずれにしても彼はPU交換により、グリッド最後方からスタートすることが決まっていた」

「中団は今回も非常にタイトな状態が続いているようだ。(決勝で)2台のポジションを上げることに集中していく」

■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
FP3 15番手(2分09秒444:インターミディエイトタイヤ/7周)
予選 18番手(Q1=18番手1分56秒593:インターミディエイトタイヤ)

 明日エンジン・ペナルティを受けることが決まっていたため、僕にとっては通常とは異なる予選でした。1周を走って、マシンの感触を確かめることが、今日の予選の目的でした。

 マシンは昨日とはかなり違っているので、すべてに満足できる状態であることを確認し、データをさらに集めることができてよかったです。

 決勝中、ここではDRSトレインがしばしば発生するため、オーバーテイクは簡単ではないでしょう。明日はチーム全体で集中して取り組んでいきます。

 チームとしてうまく機能するために、マシンと戦略を最大限に活用することを目指します。できればポイントを獲得したいですね。