ママ友どうしの付き合いは、こじれるとやっかいだ。子どもが同じ学年だったりご近所だったりするため、すぐに縁を切れない所も悩ましい。神奈川県に住む30代後半の女性(サービス・販売・外食/年収100万円)も、「初めてのママ友」について、苦い経験を明かしている。
「相手から声をかけてくれ、年上の方だったのですが、沢山のイベントに誘ってくれたり、子育ての情報も多く尊敬してました。しかし仲が良くなるにつれて、上から目線の物言いや、自分の子ファースト。とんでもない自己中でした。離れるのに苦労しましたが、離れた時にはスッキリしました」
やはり距離感が難しい様子だ。他にも「園バス」での人間関係を振り返る、こんな人もいた。(文:篠原みつき)
「ややこしくなる前に離れようと……」
愛知県の50代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収300万円)は、子どもが幼稚園にいた頃のある出来事をこう振り返る。
「バス停が同じママ友の中の一人がボス的存在で窮屈に感じていたが、ある日ターゲットが私に向くように。 敵意を肌で感じるようになってきたので、ややこしくなる前に離れようと、園に相談してバス停を変えました」
面倒くさいボスママの存在から離れることにしたのだ。幼稚園バスは同じ園の利用者が数人集まって近所に停車してもらう。このバス停でのコミュニティが煩わしいという声は、子持ちの筆者もよく耳にしてきた。投稿者は、バス停を移動した後、
「その人の子どもとうちの子は学年が違うため、直接関係ないしこれで余計なストレスがなくなる」
と安心していたという。ところが、話はこれで終わらなかった。
「子どもと同じクラスでバス停も一緒だった子のお母さんが、追いかけるように1か月後に私のバス停に移ってきた時はビックリ」
そのママ友によれば、女性が前のバス停を抜けてから、雰囲気が最悪になってしまったようなのだ。
「(ママ友が)『あのグループが人の悪口ばかり言っているから耐えられなくて』と言ってきました。だからといって、私の方に来ないでほしい……」
どこのバス停を使おうとこのママ友の自由だが、どうやら女性は、誰であろうと“ママ友付き合い”そのものがストレスになっていたようだ。こんな風に本音とその後を書いていた。
「逆にこの人のことが怖くなって、それまで子どもを含めお付き合いしていたのですが、フェードアウトしました」
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