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梅干し屋が教える絶品“梅醤油”に「傷があっても大丈夫なのはうれしい」「夏の麺にぴったり!」 5粒でできる万能調味料の作り方に反響

2024年07月27日 19:38  ねとらぼ

ねとらぼ

フルーティーな「梅醤油」とは?

 梅干し屋が教える「梅醤油(しょうゆ)」の作り方がYouTubeチャンネルに投稿され、「すごい簡単」「美味しそう!」と話題です。記事執筆時点で動画の再生数は4万4000回を突破しています。


【画像】梅醤油の作り方


●フルーティーな「梅醤油」


 投稿者は5代続く梅農家で生まれ育った山本将志郎さん(@umeboys1904)。梅本来の味を生かした梅干しを後世に残すため、令和元年に塩と紫蘇だけで漬ける梅干し屋を創業しました。話題になった動画では、漬けるだけで完成する「梅醤油」の作り方を妹のみゆさんとともに紹介。梅の風味が醤油(しょうゆ)に移り、さっぱりしつつもフルーティーな味になるそうです。


●作り方を紹介


 まずは完熟梅300グラムを1リットルの容器に入れます。今回は冷凍梅を使っていますが、生梅でも傷がついているものでも大丈夫だそうです。ポイントは、容器に入れる前に梅の水分をしっかり拭き取ること。


 そこへ醤油を500ミリリットル投入(300グラムに対して)。こちらはお好みの醤油を入れてください。続いて、コクや甘みをプラスするためにみりんを50cc、昆布を5センチくらい入れて密閉します。これであっという間に梅醤油の準備ができました!


 調味料を混ぜるようにして容器を揺らしてから、2週間放置すれば完成とのこと。涼しいところであれば常温保存で大丈夫ですが、山本さんたちが使用した醤油が冷蔵庫保管をおすすめしているもののため、今回は冷蔵庫で保管します。


●梅の酸味が加わりさっぱり!


 2週間後、ついに梅醤油が完成! 早速梅醤油で刺身を食べてみると、山本さんもみゆさんも「さっぱりしてる!」「おいしいわ」と大絶賛。醤油の塩分が加わる一方で、梅の酸味が口の中をさっぱりさせてくれるようです。どちらかと言うとポン酢感があり、刺身は白身魚との相性が良さそうで、醤油やポン酢が合うような食べ物は大抵合うとのこと。さらに、砂糖を少し足してほうれん草のお浸しにしても良し、から揚げの下味にも使えるそうです。


 夏の暑い季節は、いつも醤油やポン酢を使っていた料理を梅醤油で代用するとさっぱりした風味を味わえ、夏バテ防止にもなりそうです。もちろん冬にいただく鍋との相性も良く、長持ちするところも魅力的です!


 YouTubeチャンネル「梅ボーイズ」では、基本の梅干し作りや、梅のさまざまな活用法を紹介。参考にしたい人はのぞいてみるとよさそうです。


画像提供:YouTubeチャンネル「梅ボーイズ」さん