コンビニは色々な客がやってくる。働いていると衝撃を受けることもありそうだ。千葉県の50代前半の女性(主婦/年収100万円未満)が、以前コンビニで働いていたときのこと。4、5歳くらいの男の子が祖父と思われる高齢男性と買い物に来た。
子どもは純粋であるがゆえに時に残酷なセリフを吐く。その男の子は、コンビニ店員だった女性を見てこう言ったのだ。
「コンビニで働いているのは馬鹿だからでしょ!馬鹿はこんな所でしか働けないんだよ」
こういうときは近くにいる大人が言い聞かせる必要があるだろう。ところが祖父は、驚きの行動に出たのだった。(文:天音琴葉)
「自分の子どもや孫の前でいつもこんな話をしている親なんだなと思う」
女性が子どもの発言に呆気にとられていると……
「お爺さんも何も言わずに帰って行きました」
祖父が孫を諭すこともなく、ただ見て見ぬ振りしたため、女性は「コンビニがどれだけ大変かわからないのか」と最初は思ったそう。だが、
「自分の子どもや孫の前でいつもこんな話をしている親なんだなと思う」
と断罪した。確かに、子どもは周囲の大人たちの話をよく聞いているもの。親が普段からそうした言葉を口にしている可能性はありそうだ。
孫と祖父のやりとりの一部始終を見ていた女性は、「自分はこんな親や祖母にはならない」と決意したという。
筆者も学生時代に2年間ほど、コンビニで週3、4日のアルバイトをしていた。なかには、コンビニ店員を顎で使う大人の客も少なくなかった。なり手が減っている今も客がそんな態度では、店員が辞めてしまい運営できなくなる店も出てくるかも。それでもいいのだろうか。
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