幽霊を感じたのが自分一人だけではないと聞くと、存在を信じてしまいそうだ。兵庫県の50代前半の女性(サービス・販売・外食/年収100万円未満)は、「幽霊はいる?」という質問に対し、「います。幽霊はいます」と強く主張した。こう思うに至った理由は一体何だったのか。(文:長田コウ)
「二十年前だと思いますが亡くなった飼い猫の幽霊を見ました、当時古いアパートが実家で今はもうなくなってます」
「今では私と亡くなった猫との楽しい思い出です」
女性が当時飼っていたのは、「チンチラの猫」。「オスの猫でよくメスに間違えられるくらいかなりの美猫」で、「性格的にはおっとり系の鈍臭い子」だったと振り返る。
19歳という年齢で、寿命の問題もあったのか、「眠るように」この世を去ったという。その瞬間に女性は立ち会うことができず、「散々泣いて」猫に謝ったそう。家族は、「荼毘にする時に静かに泣いて」見送ることができた。この日から、不思議なことが起き始めたのだ。
「お骨を連れて帰って来た日から飼い猫の声と影が聴こえて姿を見ていました。家族全員がです。母から聞いたのは『足元に猫がまとわりついてニャーン』と声が聞こえたと、父からは読んでいる新聞紙の上にドカッと乗られて猫の尻尾だけを見ていつものように軽くその尻尾をはたいて…」
女性はというと、軽いペットロスになり、部屋に一人でいると「尻尾だけが私の目の前をいつものように歩いている」というのだ。まだ生きていたのか、と錯覚しそうになるが、
「私は挨拶のつもりで尻尾を掴みましたが、その尻尾は私の手の中でスゥと消えました」
それと同時に、「にゃあーん」という猫の声が聞こえたというから、不思議だ。当時をこう振り返り、投稿を結んでいた。
「そんな事を四十九日間体験しました。今では私と亡くなった猫との楽しい思い出です」
※キャリコネニュースでは「幽霊はいる?あなたが経験した不思議な現象」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/IBVJN87L